問題を解く前の四大手順(守るべし)
1.傍線近辺2-3行に線をつけておく。
2.傍線近辺に主語・述語・指示語があれば、それらをすべて明らかにしておく。
3.傍線近辺と同じ言葉(鍵になりそうなもの)が文章中にあればチェックしておく。
4.問題文できかれたこと、または傍線と同じ内容が文章中にあればチェックしておく。
1-4に基づいて、答えがプラスイメージかマイナスイメージかを予測し、それに従い答えを導いていく。特に「抜き出し問題」ではこの方法を用いることが有効である。
国語は算数と同様、論理的に筋道を立てて答えを導く教科であり、自分の感覚に頼って解く教科ではない。国語の問題を作成する側は、生徒が自分のフィーリングで問題を解く傾向にあることを知っており、(特に選択問題で)うまい具合にひっかけてくる。毎回選択問題で失敗する生徒は「勘頼り」の者が多いので注意すること。また、文章に線をつけない生徒も多い。算数で補助線をつけるように、国語も線・括弧・矢印などをどんどん用いて問題を解こう。