中学受験3ヵ月前の留意点 (ドクター国語通信11月号からの抜粋)
11月に入りました。1月受験まであと60日、2月受験まで残り90日となりました。ついに100日を切りましたが、これから先は4教科それぞれについて「一日一単元」をノルマとし、取り組んでください。一日だらけるごとに合格は遠ざかります。今後の6年間が決定する大切な時期ですので、一分一秒無駄にすることなく過していきましょう。
さて、6年生の第2回合判テストの結果が戻ってきましたが、国語は第1回に比べ、成績が向上した生徒が続出する結果となりました。今まで結果がでなくても辛抱強く頑張ってきたことがようやく花開いたのでしょう。この調子で第3回もトライしてください。今回成績が上がった生徒の顔ぶれを見ますと、やはり「普段から真面目な生徒」が多かったように思えます。国語は頭の良し悪しで決まる教科ではありません。「本気で成績を伸ばしたいと願う気持ちの強い生徒」がその実現のために「何をすべきかわかっていて」それを「忠実に実行できる」かどうかで決まると思います。ですから成績が伸びていない生徒は間違いなく以下のどれかに該当するはずです。
(一) 親にうながされないと机に向かわない生徒
(二) 中学受験に対する関心が親より低い生徒
(三) 自分の力量を客観視できない生徒
(四) 勉強量・復習量が圧倒的に少ない生徒
(五) 講師のアドバイスに従わない生徒
(六) 結果がでないとすぐに見切りをつける短気な生徒
先程の「真面目な生徒」はこの対極に当たります。「受験の神様」はすべて見ています。そして合格に値する生徒だけに「合格証」が送られるのです。受験はまさに「人間力」が問われていることを肝に銘じてください。
―今後の予定―
※ 冬期講習が始まりますが、国語に関しては受験が迫った6年生の受講を最優先させていただきます。5年生の皆様には申し訳ございませんがご理解賜りたく思います。
※ 風邪をひく生徒が増えています。夜更かしせず、朝型に切り替えてください。(咳がでる生徒は感染防止のためにマスクを着用してください)
※ 今後は塾内での安全管理のため、トラブルを起こす生徒に対しては退塾を勧告いたします。塾は「勉強する場」であることを今一度確認してください。
中学受験ドクター 国語科