みなさん、こんにちは。受験ドクター算数科のA.K講師です。
2月に入り、はや7日。今年の入試も、おおむね終わりました。
私が担当している校舎の6年生たちから、喜びの声が多く上がっています!中には、涙を流されたお子様もいたとのこと…。やはり、毎年、この時期になると多くのこちらが想定もしていなかったドラマが多く生まれます。その瞬間、その一瞬に立ち会えることに誇りを感じています。
さて。
でもそれは、昨年度までのコト。もう新しい年度に切り替わっています。そして、平成ももうすぐ終わりを迎え、新しい元号になります。気持ちを切り替えて、シャキッと2019年度をスタートさせていきましょう!
今日は、算数から少し離れて、新年度のはじめ=2月第1週の過ごし方についてお話ししましょうか。と言っても、もう7日ですが汗 本日お話ししたことは、来年以降にお役立て頂ければ幸いです。
受験生である6年生たちは、2月1日~2月5日までは首都圏を中心に、東京・神奈川で熱い闘いが繰り広げられています。中には、6日に入試をおこなう学校もあります。その間、集団授業をおこなっている塾の授業は、基本的にお休みとなります。
言うまでもなく、この期間は新5・6年生にとっては大事です。
一年間で習ったことの復習をする時間にあてましょう!では、どんな単元を主にやればよいの?それを今回は、新5年生についてアドバイスします。SAPIXにお通いの方は、特に耳寄りな情報だと思われます。
※算数から離れると申しましたが、算数の話です。ご了承くださいませm(_ _)m
1.文章題⇒つるかめ算、和差算、差集め算、消去算、平均算の復習をやっておきましょう。つるかめ算は、面積図の成り立ちの意味や描き方、和差算は線分図の描き方(特に3量以上のもの)、差集め算は1つ1つの差と全体の差が比較できるような図の描き方、消去算は2つのものがある時に、片方のものを消す方法、平均算は平均とはどういったものであるのか(面積図も描いて考えてみましょう。お互いに凸凹しているものの高さを、1つに揃えるイメージです)について見返しておこう。5年生で新しく習う売買損益や水量グラフの分野の中で、つるかめ算が絡んでくるものが出てきたりします!文章題は、必ずと言っていいほどどこの中学校の入試でも出るので、しっかりと新学年の学習が始まる前に、もう一度準備をしておきましょう。
2.図形⇒平面図形については、三角形・特殊な四角形の各公式の成り立ちや中身はもちろんのこと、等積変形についても確認をしておこう。角度については、特殊な三角形である二等辺三角形や正三角形が利用できないかということにも注意。また、図の中で辺の長さが等しいところには、マークをするようにしましょう。それによって、先ほどの2種の三角形が新しく現れるかもしれません!立体図形については、各立体の体積や表面積の求め方の確認を。体積については、その立体の底面積と高さをかけあわせます。表面積については、各々の方向→上・下・左・右・前・後とわけて一つ一つ、面積を計算していくように。また、棒を沈める水面変化の問題については、その水そうや容器を正面から見た平面図でとらえていくようにしましょう。水があふれない限りは、水の体積⇒変わらない・底面積⇒棒が入った分だけ減る・水面の高さ⇒増える、という変化が生じます。立方体の展開図については、立方体の各頂点に記号をふって、それを展開図に書きこんで考えていく作業を忘れないように。
…と、ここまで5日間でやって欲しいことをとにかく羅列しました。ただ、まだまだここでは語り尽くせないくらい、お伝えしたいポイントが各単元に存在しますが、それはブログではなく授業でお伝えすることとしていきましょう!!新6年生について、やるべきことは来年以降にまた改めてアップしていこうと思います。乞うご期待。
今回はここまで。
次回は、話題がホットなうちに!?今年の入試問題を特集していきたいと思います。
ではまた、お会いしましょう♪