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投稿日:2017年04月17日

テーマ: お悩み解決

中学受験の塾の利用法

みなさん、こんにちは。

はじめまして、受験ドクター算数科の江田です。

 

新学年が始まり2週間ほど経ちましたね。

新しい環境にはもう慣れましたか。

 

塾の新学年のペースをつかんできたかな、

というところで学校の新学年が始まって

 

「日々の学習計画を組み立て直さないと…」

と考えているご家庭も少なくないと思います。

中学受験 塾 利用 1

 

特に6年生のお子さんを持つご家庭では、

焦る気持ちが大きくなり

どうしても身近(現実的)な目標を見失いがちです。

中学受験 塾 利用 2

そんな状況に直面していたら…

 

 

今通っている塾、今使っている教材で、

 

①必ず取り組むべきもの

②時間があるときに取り組むもの(「すきま時間」で取り組めるもの)

③手をつける必要がないもの(手をつけてはいけないもの)

 

の整理をしっかりとすることが大切ですよ。

 

 

この優先順位については、

ぜひ

 

教科ごとに塾の先生に直接相談して

さらには

お子さんと一緒に

考えていきましょう!

 

私は、中学受験ドクターに来る前

10年ほど集団塾にいて、

多くのご家庭と面談をさせていただいたのですが…

 

上記のどちらも、

実践されているご家庭は意外と少ないものだ

という事実に気づかされました。

 

まずは塾を最大限利用すること!

 

 

これが今回皆様に一番伝えたいことです。

 

「こんなこと聞くの、うちだけじゃないかしら…恥ずかしいわ。」

とか

「面倒くさい親だと思われたらイヤだから、やめておこう」

と考えて、塾の先生に相談することをためらう

ご家庭も多いようです。

中学受験 塾 利用 3

 

 

集団授業の中で、私は

 

「これだけの生徒(15~30人ほど)がいる中で、“自分(1人)だけがわからない”

ということは絶対にない!1人わからない人がいれば、絶対に何人かは同じ疑問

を持っているはずだよ」

 

と、生徒によく話していました。

 

「だから、堂々と質問しよう!」

と。

 

このことと同じだと私は思います。

 

これをご覧のみなさまの中に

「あっ、うちのことだ!」

中学受験 塾 利用 4

と感じた方がいらっしゃいましたら、

ぜひ

 

「うちだけじゃないのね。じゃあ聞いてみようかしら」

と思っていただければ幸いです。

 

塾講師全員がそうとは言えないとは思いますが…

「〇〇くん、〇〇ちゃんは家ではそんな様子なのか」

と、そのお子さんを知る機会が増えるので、相談してくれることを

私はむしろ、うれしく感じていました。

 

ましてや、お子さんが内気な性格で

塾ではほとんど声を発しない場合はなおさらです^^

 

次に

お子さん(本人)に考えさせること!

 

お子さんが“やらされている”感を持ってしまうと、

どうしてもこの先行き詰まることが多くなってきます。

 

特に、6年生のお子さんなら、本人に“自分の課題”を考えさせる

ことも大切です。

どうしても、親御様が何から何まで口を出したくなるものですが…

 

さきほど挙げた

 

①必ず取り組むべきもの

③手をつける必要がないもの(手をつけてはいけないもの)

 

については、塾の先生にアドバイスをいただき、その内容を

お子さんと共有しましょう。

中学受験 塾 利用 5

(親子の間で「先生がこう言っていた」、「いや、そんなことは言っていない」

など、よく言い合いになるご家庭は、塾の先生のアドバイスを親子一緒に

聞けるよう、三者面談をおすすめします!^^;)

 

そして

②時間があるときに取り組むもの(「すきま時間」で取り組めるもの)

 

これについては、ある程度お子さんに選択の余地を与えて

よいと思います。

 

もちろん、塾の先生のアドバイスをもとにしたうえで、

その中から自分でやりたいものを選ばせてあげてください。

 

自分で選ばせることによって、「やらされている」感の解消だけでなく

責任感を持たせることもできますね。

 

また、志望校など

目標がはっきりと決まっているお子さんであれば

 

その目標に向かって、“今の自分に足りないもの”

を自分で分析させ、それに取り組めることが理想ですが…

 

そこまではなかなか厳しいと思いますので、

その点は一緒に考えてもよいでしょう。

 

中学受験は、一生に一度しか経験できない貴重なもの。

ましてや、いろいろな事情で、経験したくてもできないお子さんもたくさんいます。

 

このことを

今小学生のお子さんに理解させることは…

 

うーん…

あきらめましょう。

 

私自身、中学受験を経験しましたが

自分が小学6年生の頃は、そんな考え方は

全くできませんでしたよ。

中学受験 塾 利用 6

なにせ、毎日やることが多すぎて

心にゆとりがない!(;´Д`)

 

大人になってから

というより

塾講師という仕事をするようになってから

気づかされました。

 

せっかく始めてくださった中学受験勉強。

 

大切なことは、

本人が頑張るだけでなく

 

家族みんなが支えてあげる・伴走してあげること

中学受験 塾 利用 7

 

です。

 

そのためには、きっと親御様の不安や疑問が

解消されなければいけませんよね^^

 

これをご覧くださったみなさん

さっそく明日以降…

塾を最大限“利用”しましょう!!

 

次回は、算数の講師らしく(?)

中学入試によく出題される問題についてのお話を

したいと思います。

 

では、また。

プロ講師直通ホットライン 0120-955-568