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投稿日:2017年08月17日

テーマ: 算数

〇〇が大量発生!?

みなさん、こんにちは。
受験ドクター算数科の江田です。

暑いですね!

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こんな暑い季節は、
室内でおとなしく
勉強に励むしかないですね(´・ω・`)

まぁ、半分本気で半分冗談ですが…。

しかし、
ドクターに通っている生徒はみんな
本当によく頑張っています♪

1人1人の目標に向かって
私たち講師陣も本気でサポートしてまいりますので
一緒に頑張りましょう!!

ところで…
みなさん、夏はお好きですか。
以前にもお話しましたが、
私は夏が大の苦手です(-“-)

なぜ苦手なのか。
その原因の1つにある虫が関わっています。

夏の虫といえば…

G !?

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えぇ…
たしかにそれも大の苦手です(;´Д`)

ただ、
今回登場するのはGさんではありません。

真夏の間だけ
とっても元気に鳴きまくる虫…

そう、セミです!

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自転車通学をしていた中学生の頃…
朝、遅刻しそうな中、
全速力で自転車をこいでいたら
突然前方から大きな影(大きく見えたんです)が近づいてきて…

こめかみ辺りに
バチコーン!!

セミ直撃! Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
それはもう
とても痛かったです(-“-)

夏はいろいろな虫が飛び回っていますが、
まさかセミが顔面に直撃するとは…
しかもこちらは全速力…
軽い凶器&軽いトラウマです(笑)。

このことが
私をますます夏嫌いにさせたきっかけになったことは
間違いありません^^;

余談はさておき…
ここで問題です。

【問】
北アメリカ大陸には、何年かごとにあるせまい地域に集中して大量発生する特別な種類のセミがいます。たとえば、2004年にある地域で50億匹のセミが大量発生したときは、17年ごとに大量発生するセミだったので17年ゼミと呼ばれました。このようなセミの大量発生について、次の各問いに答えなさい。

(1) 50億匹のセミが、およそ1.25㎢の範囲に集中して発生したとします。このとき、
もし家の庭が6m×4mの長方形と同じ広さだとしたら、この家の庭には、何匹の
セミが発生することになりますか。(ただし、セミは範囲内に均等に発生するものと
します。)

(2) 12年ゼミ、18年ゼミ、13年ゼミ、17年ゼミがある年に同時に大量発生したと
します。この次に、13年ゼミと17年ゼミが同時に大量発生するのは、12年ゼミ
と18年ゼミがこの次に同時に大量発生する年の何年後になりますか。

いかがでしょう。
(1)は単位換算がしっかりできれば、
(2)は最小公倍数さえ間違えなければ
正解にたどりつくでしょう。

では、
セミにトラウマを持つ私と一緒に
考えていきましょう!(;´Д`)

まずは(1)。
「㎢」と「㎡」の関係からチェック!

1㎢は “1㎞×1㎞” と考えて
1㎢=1㎞×1㎞=1000m×1000m=1000000㎡

つまり、
1.25㎢=1.25×1000000㎡=1250000㎡

となり、1㎡あたり
5000000000÷1250000=4000(匹)
発生したことになります。

この家の庭は
6m×4m=24㎡
ですから、
4000×24=96000(匹)
という答えになりますね!

想像してみてください。
自宅の庭に
96000匹のセミがいる光景を…

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それはもう
鳥肌ものです(;゚Д゚)

続いて(2)。
13年ゼミと17年ゼミが
この次に同時に大量発生するのは…

もちろん、
13と17の最小公倍数を考えるだけですね。

“互いに素(1以外の公約数を持たない)”ですから
13×17=221(年後)
です。

同じように考えれば
12年ゼミと18年ゼミがこの次に同時に大量発生するのは
12と18の最小公倍数を考えて
36年後です。

よって答えは
221-36=185(年後)
とわかります。

いかがだったでしょうか。

この問題、
渋谷教育学園幕張中学校
で実際に出題されたものです。

ご存知の方も多いかも知れませんね。
千葉の最難関校(共学)です!

「え?特に難しいとは思わなかったけど…」
と感じた方も多いのではないでしょうか。
たしかに難しくはありませんよね♪

ただ、(1)の問題について、
当時、私が担当していた受験生の中には
「先生、答え出たけど、多すぎると思ったから答え変えちゃった!」
というお子様もいました。
結果的には、そのお子様は無事合格されたので
笑い話で済みましたが、
やはり、この問題はしっかり得点したいところであることは
間違いありません。

今回のブログで
私が申し上げたいことは…

「毎日の計算の重要性」です!

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自分の計算力に絶対の自信を持つためには
毎日コツコツと計算演習を重ねていくしかありません。
計算力は1週間や1ヶ月では目に見えてつくものではないので、
お子様にとってはつらいことではあります。

ですが、
いろいろなテスト、
特に中学受験本番で
自信を持って計算処理をできるよう、
毎日の計算を大切に取り組んでいきましょう!

今日はここまで。
また次回♪

算数ドクター