みなさん、こんにちは。
受験ドクター算数科の江田です。
いやぁ、
梅雨ですねぇ…
ジメジメ…
不愉快な季節が1ヶ月くらい続くと思うと
げんなりしますね(´・ω・`)
「不快指数」ということばをご存知ですか。
ざっくり申し上げると
「夏の蒸し暑さを数値で表したもの」で、
不快指数=0.81×気温+0.01×湿度×(0.99×気温-14.3)+46.3
と求められます。(Wikipedia参照)
たとえば、
「気温が30℃、湿度が80%」
であれば、
不快指数=0.81×30+0.01×80×(0.99×30-14.3)+46.3
=82.92
となります。
日本人の場合、
不快指数が77になると不快に感じる人が出始め、
85になると93%の人が暑さによる不快を感じると言われている(Wikipediaより)
そうです。
ちなみに
私は暑いのが大の苦手なので、
不快指数が77未満でも不快に感じるかも…!?(;´Д`)
何はともあれ、
この不快指数の計算って面倒くさいですね。
小数のかけ算ばかり…。
同じような場面が
算数の「円」においてもありますね。
そう、
「×3.14」の計算です。
多くの受験生が
「面倒くさい!」
と思うところでしょう。
たしかに、面倒くさい。
間違いなく“整数だけの計算”よりは面倒くさい!
ただ、
本当にそこまで面倒なものなのでしょうか?
いえいえ、
ちょっと工夫するだけで
それほど面倒な計算ではない
のです。
それは…
“×3.14”の計算はまとめて行う
という、よく言われているものではありません。
もちろん、
このことは当然ながら大切な工夫ですので
しっかりと実践しましょう。
私が今回お伝えしたい工夫とは、
“×3.14”の計算における筆算は、必ず「3.14×□」の順で行う
ということです。
なぜかお気付きになりますか?^^
実は、
この工夫をするにあたって
暗記していただくことがあります。
それは
「3.14×1けた」の答え
です。
これらの数値は、
問題を多く解いていくなかで
自然と身についていくことだとは思います。
ただ、
是非早いうちに暗記させてください♪
そうすれば、
先ほどの
“×3.14”の計算における筆算は、必ず「3.14×□」の順で行う
という工夫が
とても大きな意味(メリット)のあることだと
おわかりいただけるのではないでしょうか。
実際にやってみましょう。
(例)
18×18×3.14+20×20×3.14+30×30×3.14
を計算してみましょうか。
18×18×3.14+20×20×3.14+30×30×3.14=(324+400+900)×3.14
18×18×3.14+20×20×3.14+30×30×3.14=1624×3.14
とまとめられます。
ポイントはこの後です。
これを素直に
「1624×3.14」
の順のまま筆算をすると次のようになりますね。
これを意図的に
「3.14×1624」
としてみましょう。
いかがでしょう。
もうお気づきですね。
筆算をするなかで
段数は多くなるものの、各段の答えがすべて「3.14×1けた」をもとにした答えになる
ので、
各段の答えはすぐに書くことができます!
もし、
お子様がこのことを知らないのであれば、
是非これからは実践させていきましょう!
計算スピードもアップしますし、
計算ミスもしづらくなるはずです♪
算数の計算も
できる限り楽しく
ラクにこなしていきたいものですね^^
今日はここまで。
またお会いしましょう♪