みなさま、こんにちは。
受験ドクター算数科のHH講師です。
最近は、とても暑いですね!!
のように、書き出そうと思ったのですが、
何を分かりきったことを!!
と、このような厳しいツッコミをいただきそうですので、分かりきっていないことをお伝えできればと思います♪
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、本日7月2日(月)は、一年の内のちょうど真ん中の日らしいのです。
そんな訳ないでしょう・・・・・・
疑い深い私です。調べてみることにしました!!!
中学受験算数を使えば、日数算(日暦算)と呼ばれるもので、調べることができます。
小学4年生の時に学習した単元ですので、すでに忘れてしまっているものとして、簡単な説明から行います。
まずは、小の月と大の月についてです。
小の月(日数が、30日以下の月)
覚え方 に・し・む・く・さむらい
2月・4月・6月・9月・11月は小の月と呼ばれ、一か月の日数が、30日以下となっています。
※2月のみ28日間、それ以外は30日間と覚えましょう。
※うるう年の場合は、2月が29日間となります。
大の月(日数が、31日間の月)
覚え方 小の月以外
こんな話をすると、「大の月がかわいそうだよ・・・」と言う子供たちが出てくるのですが、その優しい心は大人になってどこへ行ってしまうのでしょうか?
私には、大の月の悲しみがわかりません。笑
とにかく重要なことは、小の月の2月・4月・6月・9月・11月を覚えることです。
に・し・む・く・さむらいは各月の頭文字を表していますが、11月のさむらいに関しては諸説あり、11を漢数字に直したとき、「さ」に見えたり、武士の「士」に見えたりすることから、さむらいと呼ばれています。
はい!!
本題に戻り、実際に1年の真ん中の日かどうか調べてみましょう!!
2018年は、うるう年ではないため、1年は365日間あります。
真ん中の日は、(365+1)÷2=183日目ですので、7月2日が1月1日から数えて183日目であるかどうか調べればよいことになります。
受験算数の日数算(日暦算)では、「おわりの日-はじめの日+1」の計算式で、ある期間中の日数を求めます。例を挙げ、説明します。
例 1月3日~1月10日までは何日間あるでしょうか?
よくある誤り ×
10-3=7 7日間
正しくは、10-3+1=8日間ですので、注意してください。
10-3の式だと1月3日の日の1日分も引いてしまっているので、誤りになってしまいます。
では、実際に調べてみましょう!!
1月1日~1月31日 31-1+1=31日間
2月1日~2月28日 28-1+1=28日間
3月1日~3月31日 31-1+1=31日間
4月1日~4月30日 30-1+1=30日間
5月1日~5月31日 31-1+1=31日間
6月1日~6月30日 30-1+1=30日間
7月1日~7月 2日 2-1+1= 2日間
2+28+30×2+31×3=183日間 つまり、7月2日は1月1日から数えて183日目となります。
がびーーーん!!
本当に、一年の内の真ん中の日でした。驚きです。笑
疑い深い性格も、それはそれで愛着があるのですが・・・考えものですね。笑
いつからこんな性格になってしまったのか・・・
大の月の悲しみを感じることができる少年時代には、少なくともこんな性格ではなかったはずです。笑
反省します。
さて、本日をもって1年の半分が過ぎ、受験勉強についても焦りが出てくるかもしれませんが、私は算数を面白おかしく解くことで、真の算数好きが増えていくのだと考えています。
また、好きだからこそ日頃の努力が成績に結びついていくのだと考えています。
この機会に、お子様と一緒に一年の内のちょうど真ん中の日探しをやっていただき、算数の面白さや、答えを導き出せたときの喜びを今一度実感していただけると、こんなに嬉しいことはありません。
一年の内のもう半分過ぎてしまったと考えるか、まだ半分もあると考えるかで大きく違いますので、ぜひとも後者であってほしいと思います。
やれることはまだまだあります!!
ではまた次回お会いしましょう♪