みなさん、こんにちは。受験ドクターの安部公一郎です。
紅葉の秋。
先日は53.6度。
随分肌寒くなりましたねぇ。
えっ⁉
何言ってるの?53.6度?
猛暑超えてんじゃん!
いえいえ、
間違えてはおりませぬ。
華氏の話です。
???
日本では、温度は「摂氏」で表しますね。
アメリカでは、温度を「華氏」で表します。
摂氏0度が、華氏32度。
摂氏100度が、華氏212度。
どうにも馴染みのない華氏の世界。
では、いってみよー。
〈アメリカは常に暑いのか 常夏なのか〉
ずいぶん昔、
アメリカ旅行に行ったときの話。
テレビの天気予報を観て、
60度とか70度とか。
アメリカは怖いところだと身震いしたものです。
でも華氏70度は、摂氏21.1度。
快適~♪
摂氏と華氏の変換を身に付けて、
アメリカ行っても困らないようにしたいものです。
摂氏0度が、華氏32度。
摂氏100度が、華氏212度。
線分にすると、こんな感じ。
算数ブログらしく、
摂氏と華氏の変換式を一緒に考えていきましょう!
〈摂氏華氏変換公式〉
まずスタートが違います。
0と32。
さらに増え方も違いますね。
摂氏では、
氷が解ける0度と水が沸騰する100度。
その差は100。
華氏では、
氷が解ける32度と水が沸騰する212度。
その差は180。
摂氏が10度上がるごとに、
華氏は18度上がっています。
これを式にしてみると、
0度からの摂氏の上昇分 × 1.8 = 華氏の上昇分
となりますね。
面倒くさい式です。
さらにはスタートが違いますから、
32を足してあげる。
0度からの摂氏の上昇分 × 1.8 + 32 = 華氏
これで完成。
実際に変換してみましょう。
摂氏20度でやってみると、
20 × 1.8 + 32 = 68
先ほどの線分に入れてみると、
いけてますね。
摂氏華氏変換公式完成!
摂氏華氏変換公式 【 摂氏 × 1.8 + 32 = 華氏 】
いやでも、
摂氏をわざわざ華氏にする必要は・・・
ないですね。
いいところに気付きましたね。
アメリカ行って、
華氏を摂氏に変換しないといけないんでした。
では逆算。
この式さえ覚えておけば、
アメリカ行っても怖いものなし!
アメリカ恐れるに足らず!
〈なんでアメリカ・・・〉
摂氏と華氏の話は分かりました。
でも、
世界中が摂氏を使っているのに、
なぜアメリカは華氏を使っているのでしょう。
実は温度だけではありません。
長さの単位、
世界中でメートルを使っているのに、
アメリカはヤード。
重さの単位、
世界中で㎏を使っているのに、
アメリカはポンド。
なんて自由な国なんでしょう!
自由の国アメリカっすか。
まったくもう。
今宵はここまで。
ではまた。