みなさん、ご無沙汰でございます。受験ドクターの安部公一郎です。
変化の激しいこの時代、
道を切り開くは、己の才覚。
混迷の世紀を生き抜く算数力を養う、
それは・・・
壺。
では、参りましょうか。
〈壺とメダルと100,000,000円〉
壺の中に入った赤いメダル●を引くだけで、1億円もらえる!
そんな人生のビッグチャンス。
ここに、
赤いメダル●が50枚、青いメダル●が50枚あります。
形・大きさ・重さ・素材は全く同じで、色だけ違います。
そして全く同じ壺がふたつあります。
メダル100枚を壺に入れます。
入れ方は自由に指定できます。
どちらに何枚入れてもいいです。色も指定できます。
ただし、あなたは指定するだけです。
あなたの見えないところで、指定通りにメダルを壺に入れ終わったら、
ふたつの壺があなたの目の前に運ばれてきます。
あなたはメダルを取り出す壺をひとつ選んで下さい。
選ばれた壺から、1枚だけメダルを引きます。
赤いメダル●がでれば、なんと1億円もらえます。
青いメダル●がでれば、なにもなし。
あなたは、メダルをどのように壺に入れますか?
〈出す前に入れろ!〉
入れ方を指定する⇒壺を選ぶ⇒1枚引く
???
これ問題になるの?
赤青50枚ずつなんだから、
誰がどう考えても50%。
フィフティフィフティ。
運を天に任せて・・・引くぅぅぅ!赤を!
気合いやぁ!
ちょっと待って!
たしかに、
赤いメダルと青いメダルが、ひとつの壺に入っていれば、
赤いメダルを引く確率は50%です。
50%以外に何があるんだよ!
そう思っていたころが僕にもありました。
しかーし、
混迷の時代、己の才覚で、人生を切り開くのです!
へっ?どゆこと?
壺がふたつ。
これがポイント。
では、いってみよー。
〈人生はツーステップ〉
ふたつもあるじゃないですか!
壺がふたつもあるじゃないですか!
そして、壺を“選ぶ”ことができるのですよ!
●25枚●25枚ずつをそれぞれの壺に入れる・・・
これでは、どちらの壺を選んでも、50%ですね。
芸がありません。
●1枚●49枚 と ●49枚●1枚で入れても、
やっぱり50%。
う~ん、
どうすればいいのか。
存分に考えて下さい。
正解はこちら。
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右の壺を選べば100%、
左の壺を選べば49.49%。
実に、74.7%の確率で、1億円ゲットです。
一見運任せに見えても、
メダルの入れ方で、ここまで確率を上げられるのですね。
混迷の時代、
人生を豊かにするのは、
やはり算数力!
ご納得いただけましたか。
今宵はここまで。
ではまた。