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投稿日:2017年02月24日

テーマ: 算数

歯磨きチェッカーと合格の不思議な関係

みなさん、こんにちは。受験ドクターの安部公一郎です。

 

2017年入試も終わりました。

 

桜前線の北上はまだまだ先ですが、

受験生にとっては桜満開のこの時期です。

合格桜前線

 

毎年入試が終わってこの時期に思うこと。

 

テストのやり直しの重要性!

 

というわけで、

本日はいかにテストのやり直しが大切かという話。

テストで間違えた問題のやり直しこそが、

弱点克服につながるんです。

 

今回はマジメな内容ですよ。

では、いってみよー。

 

〈白くなれ歯よ、と母は言った〉

 

毎日歯を磨きますね。

ちゃんと磨けてますか?

 

当たり前でしょ!何言ってんの!

 

磨けていると、

ホントに磨けていると、おっしゃる。

 

歯磨きチェッカーというものを使ったことがありますか?

 

歯磨きの前に赤い錠剤を噛んで、

口の中を真っ赤にするやつ。

 

磨き残しがあると、

赤が残ったままなんですよね。

 

わたしも小さいころ、

赤がなくなるまで磨かされました。

 

たまにやると面白いですよ。

磨いているつもりでも、磨き残しの多いこと。

 

受験勉強は歯磨きと一緒です。

 

 

〈赤を残すことなかれ〉

 

まぁ、歯磨きは数分で決着しますから。

何度でもやり直せますし。

 

でも入試は違います。一発勝負。

 

毎日一生懸命勉強していても、

どこに磨き残しがあるか分かりません。

 

そこでチェッカー!

テストですよ。

 

テスト好きですか?

 

好きではない受験生も多いですね。

なぜ好きではないんですか?

点数が悪いと叱られるから…クラスが下がるから・・・

 

ちょっと待ってください、

テストもなく毎日勉強するほうがしんどいですよ。

 

毎日毎日頑張って勉強していても、

磨き残しは確実に発生します。

テキストを全問解いても、磨き残しは発生します。

 

合格するために勉強しているのに、

磨き残しがあったらどうするんですか。

 

合格を目指して頑張る受験生の皆さんは、

ぜひテストを味方につけて下さい。

 

悪かったテストほど、価値あるテストです。

テストでチェックし、磨き残しをなくして下さい。

 

間違い直しをしっかりやれば、

白い歯になります。

 

赤を残すことなかれ!

 

 

〈練習は本番のように テストは歯磨きのように〉

 

まずは、久しぶりに歯磨きチェッカーをやりましょう。

だまされたと思ってやってみて下さい。

きっと楽しいはず。

 

その気持ち。

その気持ちでテストを受けて下さい。

 

テストは結果ではなく、

そのあとの磨きなおし・やり直しが重要です。

 

その積み重ねが合格を生みます。

決してテスト結果や点数にとらわれないように。

 

遠足は、家に帰るまでが遠足。

テストは、やり直しが完了するまでがテスト。

 

これが結論。

 

生涯日々テスト。

今日も歯を磨くぞぉー。

 

今宵はここまで。

ではまた。

算数ドクター