みなさん、こんにちは。受験ドクターの安部公一郎です。
2017年入試も終わりました。
桜前線の北上はまだまだ先ですが、
受験生にとっては桜満開のこの時期です。
毎年入試が終わってこの時期に思うこと。
テストのやり直しの重要性!
というわけで、
本日はいかにテストのやり直しが大切かという話。
テストで間違えた問題のやり直しこそが、
弱点克服につながるんです。
今回はマジメな内容ですよ。
では、いってみよー。
〈白くなれ歯よ、と母は言った〉
毎日歯を磨きますね。
ちゃんと磨けてますか?
当たり前でしょ!何言ってんの!
磨けていると、
ホントに磨けていると、おっしゃる。
歯磨きチェッカーというものを使ったことがありますか?
歯磨きの前に赤い錠剤を噛んで、
口の中を真っ赤にするやつ。
磨き残しがあると、
赤が残ったままなんですよね。
わたしも小さいころ、
赤がなくなるまで磨かされました。
たまにやると面白いですよ。
磨いているつもりでも、磨き残しの多いこと。
受験勉強は歯磨きと一緒です。
〈赤を残すことなかれ〉
まぁ、歯磨きは数分で決着しますから。
何度でもやり直せますし。
でも入試は違います。一発勝負。
毎日一生懸命勉強していても、
どこに磨き残しがあるか分かりません。
そこでチェッカー!
テストですよ。
テスト好きですか?
好きではない受験生も多いですね。
なぜ好きではないんですか?
点数が悪いと叱られるから…クラスが下がるから・・・
ちょっと待ってください、
テストもなく毎日勉強するほうがしんどいですよ。
毎日毎日頑張って勉強していても、
磨き残しは確実に発生します。
テキストを全問解いても、磨き残しは発生します。
合格するために勉強しているのに、
磨き残しがあったらどうするんですか。
合格を目指して頑張る受験生の皆さんは、
ぜひテストを味方につけて下さい。
悪かったテストほど、価値あるテストです。
テストでチェックし、磨き残しをなくして下さい。
間違い直しをしっかりやれば、
白い歯になります。
赤を残すことなかれ!
〈練習は本番のように テストは歯磨きのように〉
まずは、久しぶりに歯磨きチェッカーをやりましょう。
だまされたと思ってやってみて下さい。
きっと楽しいはず。
その気持ち。
その気持ちでテストを受けて下さい。
テストは結果ではなく、
そのあとの磨きなおし・やり直しが重要です。
その積み重ねが合格を生みます。
決してテスト結果や点数にとらわれないように。
遠足は、家に帰るまでが遠足。
テストは、やり直しが完了するまでがテスト。
これが結論。
生涯日々テスト。
今日も歯を磨くぞぉー。
今宵はここまで。
ではまた。