みなさん、こんにちは。受験ドクターの安部公一郎です。
おまたせ!
大好評シリーズ 第2弾!
『第2回 最速王決定戦!』
ではなく、
今回は、
夏休みの過ごし方です。
始まりましたね。
夏期講習。
夏は受験の天王山~♪
去年は夏が終わってからが重要だという話をしました。
昨年の記事はこちら!
http://www.chugakujuken.com/koushi_blog/higashi/3533.html/
今回はスタート、
ずばりスケジュールの立て方が大事だという話です。
緊張の夏。受験生の夏。
では、いってみよー。
ジャネーの法則じゃね
夏休み中に、
苦手科目・苦手分野の克服ができないと、
秋以降過去問演習が出来ない!
そらそうだ。
しかも秋以降はまとまった時間が取れないので、
夏のうちに何とかするしかない!
そらそうだ。
苦手分野だらけ。
算数の平面図形も場合の数も不安…
理科は電流がさっぱり…地理だって…
夏休みなんて、アッという間に終わるから、
ギューギューに詰め込むぞ!
それが失敗の元。
夏休みは、アッという間には終わりません。
小学生にはとても長い期間なのです。
生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する
( wikipediaより )
親40歳
子12歳 としましょう。
親 : 子 = 40 : 12 = 10 : 3
逆比ですから、 3 : 10
つまり夏休み40日間を、
親は12日間くらいにしか感じていない。
逆に、親が40日間と感じる期間は、
子供にとっては、133日間。
大人にとっても133日って結構長いですよね。
子供にとって夏休みはそれくらい長いのです。
この年齢差による時間感覚の違い。
これを理解した上で、夏休みのスケジュールを作る必要があります。
立志
1分1秒も無駄にしたくない。
分かります。
しかし長丁場を乗り切るためには、工夫が必要。
じゃあどうすればいいのか。
1.余裕を持つ
2.メリハリをつける
これ。
1.余裕を持つ
⇒1週間に1日は調整日を作る(夏休み6週間として6日間)
⇒調整日は、スケジュールの遅れを取り戻す日とする
2.メリハリをつける
⇒弱点分野から重要度の高いものを各教科3つに絞る(全部をやろうとしない)
⇒勉強しない日を設定する(2~3日)
⇒1日の中でも、勉強をしない時間帯を決める
これで長丁場も大丈夫!
不惑の夏
焦りは禁物。
スケジュールも無理があれば、
すぐに修正♪
余裕ある、メリハリの効いたスケジュール。
8/31に達成感を感じられる夏になること請け合いです。
今宵はここまで。
ではまた。