最近、中学校の中間テストのためにドクターに戻って来た教え子たちが何人かいます。
つい三か月前まであどけない小学生だった彼ら。
中学校の制服姿凛々しく、ドクターに英語や数学の質問に来てくれたのでした。
A君もその一人。彼は、昨年10月から受験ドクターで理科・社会の個別指導を始めました。
その時のA君の理科・社会の偏差値は37。40なかったのでした。。。
しかし、それからの彼の理科・社会の伸びは驚異的でした。
ドクターで勉強を開始してすぐに偏差値は50を突破し、11月末には偏差値66をたたき出しました。
偏差値20アップどころか、実に、偏差値29アップ!!
A君は第1志望の早稲田大学高等学院中に見事合格し、そこに進学したのでした。
その彼が、先週、中学校の中間テストのためにドクターに戻って来ました。
今回A君には数学を中心に指導しました。彼の頭の回転の良さは中学受験の頃と変わっていませんでした。
もっとも、勉強嫌いなところも中学受験の頃と変わっていませんでしたが。。。
勉強嫌いと言えば、Bさんのことを書かないわけにはいけませんね。
Bさんは海田先生の『珍語録』シリーズにしばしば登場する「常連娘」の一人。
先日、彼女も中間テストの英語の質問のためドクターにやって来ました。
英語が苦手な生徒に共通するのはボキャブラリー不足です。彼らは単語をまったく覚えていません。
Bさんもまた例外ではありませんでした。。。
aunt (おば)という単語を知らなかったので、もっとやさしい質問をBさんにしました。
「お母さんは英語で何というの?」
当然、mother と思いきや、Bさん、
「マミー」
まあ、米国では幼児言葉で、mommy(お母ちゃん)というし、完全な間違いではないと気を取り直して、またBさんに質問しました。
「じゃあ、お父さんは英語で何というの?」
今度こそという期待の中で、Bさん、
「ダーリン」
筆者「。。。」
C君は中学受験が終わった後も、ドクターのスタートダッシュ講座(2月~5月)を受講してくれました。
スタートダッシュ講座の目的は、中学校に入学後の一番最初の中間テストでいきなり学年トップを狙うということです。
英語はまったく初めてというC君でしたが、C君の発音が上手なのには感心しました。
筆者の英語の発音(リエゾンなど)も完璧に耳コピーしておりました。
また、彼は英語の発音だけではなく毎回、文法・単語もきちんと覚えてくれました。
そのかいあって、彼の中間テストの英語の成績は、1学年全体(170人)で4番だったそうです!!
塾講師にとって教え子たちの成長を見ることほどうれしいことはありません。
それは、彼らが中学受験のとき、どれくらい汗と涙を流したのかそばで見て知っているからです。
友あり遠方より来る、また楽しからずや。