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投稿日:2009年09月16日

テーマ: ニュース / 受験情報 / 社会

総理大臣の寿命

 16日に召集された特別国会で民主党の鳩山由紀夫代表が内閣総理大臣に指名されました。同日、麻生太郎内閣は総辞職しました。麻生首相の在任期間は、2008年9月24日の発足から358日間で、福田内閣の365日より7日短く、現憲法下では歴代7番目の短命内閣でした。小泉内閣以降、安倍、福田、麻生内閣と1年前後の短命内閣が3代続きました。今回は、日本の内閣総理大臣の在職日数、つまり、「総理大臣の寿命」について調べてみました。

 歴代最短の内閣は終戦直後の東久邇宮内閣で54日。現行憲法下で短かったものは、細川護煕内閣の後を受けた羽田孜内閣の64日、鳩山一郎の引退後の石橋湛山内閣の65日、リクルート事件で退陣した竹下登内閣の後継の宇野宗佑内閣の69日。

 反対に、歴代最長は、日露戦争の戦時内閣であった桂太郎の2886日。歴代2位は高度経済成長期の佐藤栄作内閣の2798日 、3位は4度組閣した伊藤博文の2,720日。ちなみに、麻生太郎の祖父の吉田茂内閣は、歴代4位の2,616日、小泉純一郎内閣は、歴代5位の1980日でした。

 アメリカでは大統領の任期は4年で2期までという制限がありますが、日本では総理大臣の任期の制限は特にありません。ただし、自民党総裁の任期が3年(小泉内閣以前は2年)で2期までという「党則」があったため、自民党総裁=内閣総理大臣であった頃は、首相の任期も実質6年(4年)が上限でした。

 小学校に入ったころの総理大臣はだれでしたか?何年生のときに総理大臣はだれに変わりましたか?自分の生活や思い出とリンク(関連)させるのも政治や公民の分野を身近に感じたり、記憶にのこすひとつの方法です。ちなみに、わたしが小学生のころは田中角栄首相で、クラスでよくものまねをしていた記憶があります。