先日、国語の授業で、とある男子生徒に御三家の過去問を解いてもらいました。
その問題は全問記述式。
私がニヤニヤしながら差し出した解答用紙を見るなり、思わず「え~!」と声を出してしまう生徒。
志望校は御三家ではないのですが、物語文の読解と記述問題の練習のために、いつもよりずっと難しい問題に取り組んで貰おうと思いついたものでした。
当然のことながら、1回目は大失敗。
けれど、人物のセリフや行動を一緒に押さえながら書き直してもらった解答はどれもなかなかのものになっていました。
なんとか全問やり直して青マルが付き、「終わった~」と清々しげな彼。
そこで、いつもよりちょっとだけ難しめの練習問題を渡してみました。
すると、さらっと10分ほどで解き終え、余裕の表情。
答え合わせをしてみると堂々の全問正解!
遂には「難しいのやった後だとこんなの簡単だね」という発言まで。
う~ん、小学生の成長速度、恐るべし…
もちろん、これは毎週主体的に授業に参加していた今までの積み重ねがあってこその成果ですが、勉強も筋力トレーニングと同じで、オーバーロード(過負荷)が有効なんですね。
その後、調子に乗った私がニヤニヤしながら別の御三家の過去問を渡したことは言うまでもありません。(鬼!)