今年も今日を入れて残りあと3日となりました。
元旦からはまた日本列島を寒波が襲うようです。
グッと冷え込む予報になっているので体調管理には一層気を付けて行きましょう。
さて、冬期講習の日程が進むにつれ、授業も段々アツくなって来ました。
声を荒げることもしばしばの(鬼!)私にも、みんな良く付いて来てくれています。
しかしそんな中、残念なことに未だ本気になりきれていない生徒も…
勉強が好きなわけでもないのに、親御さんに言われて嫌々受験しようとしているのかもしれません。
そうだとしても、ここにきて腹を決めて必死でやっている生徒はたくさんいます。
甘い考えで合格できるほど中学受験は楽じゃないこと、分かってない訳ではないと思うのですが…
同じように、当初は(あんまりやりたくないのかな)と見ていた生徒がいます。
勉強は好きではないらしく、授業に来るのもやや苦痛になっている様子。
授業中に頻繁にため息を漏らし、見ている方が少し可哀想でした。
それでも、親御さんの意向が強く通塾を続けていましたが、冬期講習一発目の授業では、今までにないくらい真剣に、授業の内容を吸収しようという意思を見せてくれました。
彼の内部でどんな変化が起きたのか、そのきっかけが何だったのかは、本人に聞いてみないと分かりません。
でも、辛いことからも逃げずに進んできたことが、彼をひとつ大人にしたんだな、と感じました。
葛藤や努力は必ずその人の血肉になると信じています。
入試までは残り少ない日数ですが、最後まで諦めずに闘って下さい。
合格そのものよりも、あるい大きなものが手に入るかもしれません。