受験を終えた生徒の、数学の中学準備講座をいくつか担当しています。
受験の算数では苦労した生徒も、正負の数の計算は楽々クリア。
大人からするとなんでもないような単元ですが、中学生を教えていた経験からすると、意外とつまづき易いところです。これと文字式で数学に対する疎外感を感じてしまい、学習意欲をなくしてしまう生徒を多く見てきたので、もう少し苦労するかもしれないと思っていたのですが、杞憂に終わりました。
やはり受験を戦い抜いた子は強い!
実は、受験結果の報告の際、何人かの親御さんに、「自分で勉強するようになった。酷かとも思ったけれど受験をして良かった」という趣旨のお言葉を頂きました。
上の生徒もその中の一人。
確かに、まだ子供っぽさの残る子で、心配の絶えない生徒でしたが、1月に入ってから一層の頑張りを見せ、当日は風邪で本調子ではないながらも合格をもぎ取って来ました。
この強さを武器に、中学に進んでからも勉強に部活に力いっぱい取り組んでほしいと思います。