先日、国語を教えている生徒が、嬉しい報告をしてくれました。
その生徒は国語が苦手で、テストでも苦しんできたのですが、なんと直近のテストで、得意の算数よりも良い点を取ったというのです。
学習態度には若干雑なところがあるものの、なんだかんだ文句を垂れながらでも(笑)指示されたことに素直に取り組む姿勢が、良い結果をもたらしたのかな…と思っています。
みんながこういう生徒だと良いのですが、そうは問屋さんが卸して下さらないのが現実でして…
「あれっ、この問題やり直し出来てないよ?」
「うーん、分かんなかった」
「(ノート真っ白だけど…)ほんとに?見た目で難しそうだから飛ばしたんじゃなくて?」
「…;」
「図か途中式か書いて来てよ。じゃないと、本当に考えて来てくれたのか分かりません」
「あれっ、ここのページやってないの?」
「時間なかったから…」
「(そんなに多く宿題出してないけど…)ほんとに?昨日の夜に慌ててやらなかった?」
「…;」
「だから毎日1ページずつと言ったではないか…」
前述の生徒は、こういったやり取りをして、次から行動を修正して来る生徒でした。(多少の雑さが残っているのはご愛嬌として)
一方で、何度同じやり取りをしても、なかなか悪いやり方を直さない生徒は、やはり成績も伸び悩みがち…
結局は自分でやらない事にはしかたがないのです。
そして我々は根気強く指導していくしかないのですよね…