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投稿日:2010年12月14日

テーマ: 日記 / 理科

何が起こる日?

連続して天体関連の記事になりますが…

 

来週の火曜日(21日)は何の日か、皆さんご存知でしょうか?

ヒント1:今年3回目
ヒント2:一年に3回もあるのは珍しい
ヒント3:中でも今回は特に珍しいことが起こる
ヒント4:満月の時にしか起こらない

今年の1月に私のブログでも書いたので、思い出してくれた人もいると思いますが、4番目のヒントでピンと来た人も多いのでは?

答えは、「月食」です。
しかも、今回は月の全体がすっぽり地球の影の中に入ってしまう「皆既月食」!

16時40分~17時53分が皆既食の時間帯だということです。
こちらも気象庁のHPで週間予報を確認してみましたが、「曇り時々晴れ」で「降水確率30%」…うーん、微妙!
しかも、月の出の時間帯に重なるので、観測できるのは東の空のかなり低い所…
地上よりも、少し高い所に上った方が見やすいかもしれません。

 

さて、月そのものが太陽の前に立ちはだかる「日食」と、地球の影が月に届く太陽の光をさえぎってしまう「月食」は、目に見える現象は似ていても、その性質はかなり違います。

そもそも地球は月より大きい星ですし、月と地球は太陽のある位置に比べて格段に近い距離にあるので、月にしてみれば、地球の作る影は相当大きい…となると、当然、その影に隠れてしまう時間も長くなります。
去年の日食が、数分間しか続かなかったのに対して、今回の月食が1時間以上続く事を考えても、日食との違いは良く分かるのではないでしょうか?

右と左のどちら側から欠け始めるのか、影の形がどうなっているのか、それぞれ違いがありますので、是非調べてみて下さい!

ひょっとしたら、入試に出るかもしれませんよ?

 

因みに、この日、私は代々木で授業をしている予定。
生徒と一緒に、外に出て見てみようかな…なんて思っている所です。