みなさん、こんにちは。受験ドクターの亀井章三です。
前回のブログで、計算ミスを減らす方法について書かせていただき
ました。
ポイントは「計算しない」こと
よく出る数値を暗記することで、計算する回数自体を減らします。
前回は、「3.14のかけ算」「平方数、三角数」「分数と小数の変換」
をご紹介しました。
今回は応用編として、おうぎ形の計算や場合の数に有効な数値を
ご紹介いたします。
<①おうぎ形の中心角の割合>
まずはおうぎ形の中心角の割合です。
おうぎ形の面積、円すいの側面積などで次のような公式が出てき
ます。
< ② 階乗 >
次に階乗です。中学校・高校の数学では「3!」のように表記します。
これは、1からその数までの積のことで、3!は3×2×1=6になります。
これは、場合の数の組み合わせや選び方のところでよく使います。
1×2×3=6
1×2×3×4=24
1×2×3×4×5=120
1×2×3×4×5×6=720
たとえば、5つのものから2つを選ぶときは、
(5×4×3×2×1)÷(2×1)
=120÷2
=60通りとなります。
< ③ 3つの数字の並べ替えてできる整数の個数 >
最後は、カードを並べる場合の数の問題で使う、その数字の
組み合わせだったら、並べ方は何通り?というものです。
これらを組み合わせて合計を考える問題のときに、数字を見た
だけで足し算の式を作っていけます。
これって算数の先生は誰もが覚えている数字なんです。
「あ、これ前にも見たことあるなぁ」と思ったらちょっとおぼえて
みると良いです。
前回、今回とご紹介した数値をおぼえて、計算ミスを減らせば
得点UP間違いなしです。ぜひおぼえてみてください。