メニュー

投稿日:2017年01月19日

テーマ: 算数

計算力は記憶力②~応用編~

みなさん、こんにちは。受験ドクターの亀井章三です。

 

前回のブログで、計算ミスを減らす方法について書かせていただき

ました。

 

ポイントは「計算しない」こと

 

よく出る数値を暗記することで、計算する回数自体を減らします。

 

前回は、「3.14のかけ算」「平方数、三角数」「分数と小数の変換」

をご紹介しました。

 

今回は応用編として、おうぎ形の計算や場合の数に有効な数値を

ご紹介いたします。

算数 暗記 7

 

<①おうぎ形の中心角の割合>

まずはおうぎ形の中心角の割合です。

おうぎ形の面積、円すいの側面積などで次のような公式が出てき

ます。

 

算数 暗記

 

 

算数 暗記2

算数 暗記 3

 

< ② 階乗 >

次に階乗です。中学校・高校の数学では「3!」のように表記します。

これは、1からその数までの積のことで、3!は3×2×1=6になります。

 

これは、場合の数の組み合わせや選び方のところでよく使います。

 

 1×2×3=6

 1×2×3×4=24

 1×2×3×4×5=120

 1×2×3×4×5×6=720

 

たとえば、5つのものから2つを選ぶときは、

(5×4×3×2×1)÷(2×1)

=120÷2

=60通りとなります。

 

 

< ③ 3つの数字の並べ替えてできる整数の個数 >

最後は、カードを並べる場合の数の問題で使う、その数字の

組み合わせだったら、並べ方は何通り?というものです。

 

これらを組み合わせて合計を考える問題のときに、数字を見た

だけで足し算の式を作っていけます。

 

算数 暗記 4

 

 

これって算数の先生は誰もが覚えている数字なんです。

「あ、これ前にも見たことあるなぁ」と思ったらちょっとおぼえて

みると良いです。

 

 

前回、今回とご紹介した数値をおぼえて、計算ミスを減らせば

得点UP間違いなしです。ぜひおぼえてみてください。

 

算数 暗記 5

算数ドクター