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投稿日:2019年03月11日

テーマ: その他

塾の先生はどんな受験勉強をしてきたの?②

みなさん、こんにちは。受験ドクターの亀井章三です。

3月に入り、新年度最初のテストも行われました。皆様は良いスタートを
切ることができましたでしょうか。
勉強もPDCAサイクルが大切です。テストの結果が良ければ、今の学習
サイクルは良いのでこのまま続けていきましょう。
上手くいかなかった場合は、勉強スケジュールや目標設定などに無理が
あるかもしれません。早いタイミングで分析し、修正していくことが大切です。

塾講師の勉強法1

今回のテーマは、「塾の先生はどんな受験勉強をしてきたの?②」です。
受験勉強を経験したからわかる大変さ、そしてそれを乗り越えたから
わかる努力のコツをちょっとでも伝えられたら、と思います。
私の受験経験は、小学校受験・中学校受験・大学受験になります。
これらを順番に振替っていきたいと思います。

(前回までのあらすじ)
ひょんなことから小学校受験をし、附属の小学校に入学した亀井少年。
学校の勉強を順調にこなしていて、内部進学に向けて一直線!でしたが……。

それは小5が終わった3月のある日、いきなり母親から
「今度の日曜に、H研究会(という名の塾)の公開テスト受けるからね!」
と告げられました。

それまでもカリキュラムの確認テストみたいなものは受けていたので、テスト
がそんなに嫌いではなかった私。特に疑問も持たず受験しました。
中身は覚えていませんでしたが、まあまあの成績が取れたことで、春期講習
からそのHという受験塾に転塾することとなりました。私の本格的な受験勉強
は小6の4月から始まったのです。

塾講師の勉強法2

なぜ、いきなり中学受験塾に通うことにしたのか?と後に母親に聞いたとこと
「〇〇さんと△△さんに『一緒の塾にしない?』と誘われたからよ。あんたの
成績もそんなに悪くなかったし」
まあなんと楽観的なこと。反対したらどうするつもりだったんでしょうね。

4月からは、学校が終わり帰宅→おやつを食べて夕方塾に→21時くらいまで
週3日勉強→21時半ごろ帰宅、という生活になりました。
これ自体はそんなに苦ではなく、むしろ学校とは違う友達ができ(そのうちの
1人は中高大学と一緒で今も連絡を取り合う仲です)、一緒に切磋琢磨しあう
のが新鮮で楽しかったです。ここのポイントは
勉強は強いてするものではなく、楽しいと思える環境や一緒に頑張れる仲間
の存在が、子供を成長させる、です。

成績のほうは、得意の算数で苦手の国語をカバーすることが多く、まあまあ
良いほうでしたが、突き抜けて良いということはありませんでした。
そこで、すっかり受験ママになっていた母親は、週1で国語の家庭教師の先生
をつけることにしました。これが良かったと今でも思います。最初はなかなか思
うようにできず困っていましたが、語彙のトレーニングや要約の練習(天声人語
を毎日100字で要約することをしていました)は、着実に国語の成績を上げ、
そこそこ取れるところまで上がりました。12月の最後の公開模試で全体2位を
取ったことで一気に自信がつけられたことは今でも覚えています。

肝心の受験校は、通っていた塾の志望校別コースが「灘・甲陽・東大寺」コース
だったことで、まあ灘と東大寺は受けるだろうな~、東大寺学園はクイズも強い
から行けたらいいな~、くらいに思っていました。実は私、入試当日まで、灘にも
東大寺学園にも行ったことがなく、初めて行ったのが受験日だったのです。

塾講師の勉強法3

受験パターンは、
2月上旬 東大寺学園受験
2月下旬 ラ・サール中学受験
どちらか〇だったら灘、どちらも×なら星光→愛光という流れです。
えっ!2月や3月に試験と驚かれるかもしれませんが、昔はこの日程で行われて
いたんです。3学期は試験が終わるまで学校はお休みし、朝から夜まで塾で授業
を受けていました。お弁当は2個持って。

今回のお話はここまで。
いよいよ始まる中学受験。どのように受験をし、合格していったのか。
薄れゆく記憶を必死に掘り起こし、その秘訣をお伝えいたします。
次回、中学受験編②、お楽しみに!

塾講師3

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