こんにちは、受験ドクターのK.Dです!
今回はタイトルにもあるように「倍数算」について書きたいと思います。
私の指導経験上、御三家を含む難関校を受けられるお子さんでは典型的な「倍数算」が解けないことはそうそうないかとは思いますが、中堅校までを受けられるお子さんだと典型的な問題でも解けない様子をよく見かけます。このブログを読んで倍数算の典型題を解けるようにしてしまいましょう!
では、例を交えつつ説明していきます。
まず倍数算には大別して3パターンあります。
①差一定
②和一定
③和も差も一定でない
それぞれ解き方が異なりますが、③の解法は全てに使うことができます。
もちろん、①の解法、②の解法でそれぞれのパターンの問題を解いた方が早いです。余裕があるお子さんはそれぞれの解法を覚えてしまいましょう。
算数の様々な公式、解法を覚えるのが苦手だというお子さんは、どのパターンか判別しなくていいですし、覚えることが減るので、③のパターンの解き方のみ覚えて、全てのパターンに使用することをおススメします。時間がかかるのではと心配かもしれませんが、慣れてしまえば、そんなに解答時間に差はできません。
最初に①のパターンの問題です。
どうでしょうか。差一定に着目すれば、以下のようになります。
次に②のパターンの問題です。
どうでしょうか。和一定に着目すれば、以下のようになります。
最後に③のパターンの問題です。
どうでしょうか。この問題が解ければ典型的な倍数算は全て解けることになります。
以下、解説です。
よって、⑨=2700円と分かります。
このように消去算で考えると解くことができます。もちろん、〇やお金でそろえても構いません。
次のブログは何をテーマにしようかなあ、、
必ず受験の役にたつブログを書いていくので、今後も是非読んでみてください。
それではまた。