こんにちは。国上かおりです。
お子さんも新学年にもだいぶ慣れ、毎週の学習のペースもだいぶつかめてきた頃ではないでしょうか。ですがその反面、中だるみの時期となり、新学年当初の頃と比べて学習量が減ってしまったり、学習に対する意欲が少し減ってしまったお子さんもいらっしゃるかもしれません。算数に興味を持ち、楽しく取り組むことができたらなによりです!
そこで、今回は少し複雑な立体図形をかいてみましょう!!
まず、お子さんは正方形をきれいにかけますでしょうか?円はいかがでしょうか??
4年生のお子さんですと、まだ慣れていないかもしれませんね。6年生のお子さんですと、サラサラっとかきたいですね♪
では、立方体はどうでしょうか?立体的に見えるようにかいていますか???
サイコロを思い浮かべれば、うまくかけるお子さんも多いかもしれませんね。
では…正二十面体は…???????????????????????????
どのような立体か思い浮かんでいますでしょうか♪
ご家族のみなさんで挑戦してみてください!どんな立体かというと…完成図はこちら!!
「いやいや…これはかけない。思い浮かばないよ…。」
そんなことはありません!実はとても簡単なのです。
今日はこの正二十面体のかき方を披露いたします!!
ご家族でだれが一番きれいに描けるか、競ってみてください♪
まずは、大きい正六角形を描きましょう!
つぎに、正六角形の中に正三角形を二つ描きましょう!
上にとがっている三角形は実線で、下にとがっている三角形は点線で描きましょう。
POINT!
① 上にとがっている正三角形は赤い線より少し上に描く
② 下にとがっている正三角形は青い線より少し下に描く
(赤い線・青い線はかかないでください。)
これでもうあとわずかです!
あとは、正六角形の頂点と結ぶだけ!実線の正三角形の各頂点と正六角形の頂点を近い順に3つ、実線で結びましょう。このとき、実線どうしが交わってしまうものは結ばないように気を付けてください。
最後です!!先程と同じように、今度は下にとがっている点線の正三角形と正六角形の頂点を近い順に3つ、点線で結びます。こちらも、点線どうしが交差しないように気を付けてください。
これで、できあがりです!!立体的に見えていますか??
これがスラスラと描けてしまうと…とてもカッコいいですね♪♪
いろいろな図形をスラスラっと描くことができるメリットは、ただカッコいいだけではありません!
算数において、自分で図形を描かなければならない問題はたくさんあります。
図形を描く⇒情報を書き込む⇒補助線などをひく…などの流れの中で、誤った図形で考えているから答えが出せないという生徒さんもよく目にしています。
より正確な図形を描くことができれば、『難しいようで、実は簡単な問題』にも気づきやすくなるのです!!図形をきれいに描くことが、応用問題を短時間で正解するための鍵となります☆
正二十面体を描くことは稀ではありますが、どのような図形でも、早くきれいに描けるようにトレーニングしましょう!!