週1更新を高らかに宣言したからには・・・書かねば。
今回は姿勢のお話。
算数(に限らなくてもよいですが)の問題を解くときの姿勢・態度について。
「うちで勉強しているときは、集中して問題を解いているように見えない」
そんなご相談を何度も受けたことがあります。
どんな様子で問題を解いているかというと
ほおづえをついている
左手が常に遊んでいる
貧乏ゆすりをしている
ペン回しが止まらない (・・・私のことか??)
あごを机につけて考えている etc.
確かに、お世辞にも良い姿勢・態度とは言えないかもしれません。
でも、これまで私が担当した、いわゆる難関校と呼ばれる中学に合格した生徒たちの姿勢も、同じようなものでした。
あくまでも個人的な意見ですが、「成績優秀者=良い姿勢」という式は成り立たず、むしろ姿勢に難ありの生徒が多いように感じます。
お母様方には集中していないように見える姿勢、それが生徒自身にとって一番集中して力を発揮できる姿勢なのでしょう。
算数の問題を解くときに、姿勢を良くすることに意識をとられていたら、問題を解く作業に集中できませんから。
あごを机につけた方がヒラメキやすい生徒だっているんです。
ひじをついて勉強した方が成績が上がる生徒だっているんです。
ペン回しをした方が調子良く解ける生徒だっているんです。 (・・・やっぱり、私のことか??)
躾としてそのあたりは厳しくするという方針も考えられますが、受験までは目をつぶる方が得策という場合もあるでしょう。
そんな場合、姿勢を正すのは合格後でも遅くないはず。
生徒自身が力を発揮できる姿勢を大切にしてあげて下さい。