みなさん、こんにちは。 海田真凜です。
前回、「きのこの山」について書きましたが
それを読んだ生徒との会話。
「『きのこの山』と『たけのこの里』
先生は、どっち派?」
きのこの山。絶対に。
「パパがね、先生の食べ方が正しいって。
パパも同じ食べ方だって言ってた」
でしょ、でしょ。
他にも仲間が結構いるはず。
「あともう一つ、『すぎのこ村』って知ってる?」
ん・・・すぎのこ村?
「『きのこの山』『たけのこの里』『すぎのこ村』
昔は3種類あったって、パパが言ってた」
そんなものがあったの???
早速ググってみると
たしかにある。
パッケージの写真を見ても
いまいちピンとこなかったのですが
You Tubeですぎのこ村のCMを見て
あ~ これか~
子どもの頃に食べていた記憶がよみがえりました。
箱のサイズは他の2つと一緒ですが
お菓子そのものの1個の大きさが違うんですよ。
すぎのこ村って、1個が大きいんですね。
だから、1箱に入っている個数が
他の2つよりも少なくて、がっかり。
そんなことまで思い出しました。
1987年~1988年に販売されていたらしいので
親御様の世代ならご存知の方がいらっしゃるのでは。
ケンちゃんのママには申し訳ないのですが
生徒のパパのお墨付きをもらったので
「きのこの山」の食べ方はこのままでいこうと思います。
さて、本題。
今回のお題は
「知られざる学校名物 ~ 第9弾」
このまえ、数年ぶりに会った卒塾生が
先生、なんでうちの学校のこと書いてくれないの~
書いてよ~
と言っていましたが (読んでるんだ、ブログ・・・)
だったらネタ提供したまえ。
では、いきましょう。
学食の定番は生姜焼き定食ご飯抜き+アイス
小学校では給食
中学校ではお弁当または学校のカフェテリアや食堂を利用
そんなお昼ごはん事情が大半だと思います。
自身の中高のことを思い返してみると
中等部のとき
お弁当作りに燃える母を制止して通学時に昼食を買う。
うちの母、あの当時既にキャラ弁作っていましたから。
フタあけたら北斗の拳のケンシロウの顔が作ってあったときは
さすがに勘弁してくれ、と思いました。
いつまでも子どもの心を忘れない父は喜んでいましたが。
高等部のとき
高等部の食堂で販売される●●丼を買うか
(牛丼とか親子丼とかですね)
大学の学食に食べに行くか。
アイスを食べたかったので
学食を利用することがほとんどでした。
でも一時期
高等部の食堂で数量限定のカツ丼が販売されることになり
(確か30食限定だったような気がします)
米嫌いにもかかわらず
どうしても1回食べたい!と思ったんです。
4時間目のラスト20分くらいは授業を聞かず
どうやって教室から食堂まで最短距離で駆け抜けるかを考えてました。
甲斐あって、10回目くらいにようやくゲットできて満足。
みんなで一緒にお昼ごはん♪
話がそれましたね。
戻します。
学校に食堂があれば自分の好きなものを食べることができる。
嬉しいですよね。
でも、一方で、小学校時代の給食のように
メニューが決まっていて、その献立を見て
どんなものが出てくるんだろう、とちょっぴり期待する。
そんな機会がなくなります。
給食が懐かしい、という声をよく聞くのも事実。
ということで、今回取り上げるのは
中大附属。
中学の校舎にあるランチルームで
クラス全員で昼食をとる「スクールランチ」なるものが
中1・中2の全クラスで週1回ずつ行われるそうです。
で、卒塾生に当時のメニューを見せてもらいました。
① 入学式 お祝い弁当 :赤飯,若竹汁,唐揚げ,レンコンチップス,野菜の煮物,イチゴのケーキ
② イタリア料理 :フェットチーネ,ミネストローネ,チキンのピザ風焼き
③ スペイン料理 :パエリア,アホスープ,パタタスブラバス,チュロス
④ 京料理 :京うどん,西京焼き,水菜のサラダ,水無月
⑤ 韓国料理 :プルコギ,ミヨックク,三色ナムル,三色団子
⑥ 北海道料理 :エスカロップ,とうもろこしのスープ,ヨーグルト
⑦ 鹿児島料理 :鶏飯,がめ煮,豆腐ステーキ,黒糖蒸しパン
⑧ 海上自衛隊レシピ :よこすか海軍カレー,じゃこサラダ,牛乳
⑨ ベトナム料理 :フォー,生春巻き,餡蜜
⑩ アメリカ料理 :ハンバーガー,フライドポテト,野菜スープ,パンプキングラタン
⑪ インドネシア料理 :ナシゴレン,ガドガド,豚肉と大根のスープ,オレンジゼリー
⑫ クリスマス :カレーピラフ,照り焼きチキン,ミニアメリカンドッグ,サラダ,野菜スープ,クリスマスケーキ
⑬ 体を温めるメニュー :生姜あったかスパイシーうどん,肉豆腐,ごまだれ団子
⑭ 旧正月 :油淋鶏,白飯,中華スープ,ごま団子
⑮ 韓国料理 :ビビンバ,チゲスープ,白玉ぜんざい
⑯ ロシア料理 :ビーフストロガノフとバターライス,オリヴィエ・サラダ,ココアシフォンケーキ
⑰ 石川県料理 :ハントンライス,めった汁,草大福
こうして見ると、かなり本格的です。
西京焼きやビーフストロガノフなんて、普通の学食では絶対にありつけないメニュー。
見慣れないメニューがあるので生徒に聞いたのですが
最近のものしか記憶にないらしく、あてにならない。
パタタスブラバスってどんな料理?
「食べてないと思う、そんなの」
そんなわけないでしょ。
メニューに書いてあるんだから。
じゃあ、エスカロップは?
「どこの料理? 北海道か。
ごはんの上に鶏肉ほぐしたやつがのってて
スープみたいなのがかかっているやつ。
お茶漬けじゃなくて、スープなの。」
それって鶏飯なんじゃない?
「あ、そうかも」
あてにならん。
じゃあ、ハントンライスは?
「それは覚えている。
オムライスみたいなやつに
フィッシュフライがついている。
オムライスにはケチャップかかってて
フィッシュフライにはタルタルかかってて。
混ざるといろんな味がして、口の中が忙しい。」
なるほどね。
「ほぼ毎回デザートがついてるから嬉しい。
それ大事だよね。」
確かに。
「今となってはクラス全員で食事することなんてないから。
懐かしい思い出だね。」
だそうです。
結局、生徒に聞いてもわからなかったメニューは
ググって調べてみました。
興味ある方はぜひ調べてみてください。
どれも美味しそうでしたよ。
おしまい。
長いな、今回も。
それでは、また~