「ホームページに載せている講師プロフィールを改訂せよ!」というお達しがあり、せっせと作り直しました。
ドクターに移りたての6年前と個別指導の経験を積んだ今では思うところも変わってきているので、現時点での自らの指導方針を再確認する作業ができて良かったです。
もうしばらくすると改訂版がアップされると思います。ドクターの講師陣が各々どのような指導方針の下で担当生徒と向き合っているのか、是非ご確認頂ければと思います。
その自らの指導方針としていくつか挙げたうちの一つが
「問題文中の情報整理の仕方を指導」
先日の授業中、問題文を読んで、「わからない」とつぶやき、何も書かずにフリーズした生徒。
そこには「問題文を自分なりに整理しよう」という意識が欠けています。
手が止まったままの生徒に「何かしら書いてごらん」と言うと「わからないのに書けないよ」という返答。それも一理あるかもしれませんが、発想を逆転させましょう。
わからないから書けないのではなく、わからないから着眼点をつかむために書くのです。
線分図、面積図、状況図などに限らず、表にまとめたり、数や式で表したり、といった具合に、問題文から読み取れる情報を整理する方法はいくらでもあります。
どれが正しくてどれが間違いというものでもありません。まずは自分が一番わかりやすい整理の方法をとればよいのです。
簡単な問題だと「図を書かなくても解けるし」と言いながら面倒がって計算だけで処理する生徒もいますが、いずれつまずきます。
条件が複雑に絡み合った問題を解く段階になって、情報を整理する練習を始めても、時すでに遅し。
肝心なのは、学習当初に簡単な問題で情報を整理する練習を積み重ねることです。
とはいえ、それができていない6年生もいるはず。
まだ夏休みです。意識して取り組めば改善の余地はありますよ。
暑さに負けず、頑張りましょう。
暑さに人一倍弱い私も、夏バテに気をつけて頑張ります。
ところで、前回久々にブログを更新したら、「珍語録、まだ?」との催促が。
真面目な内容だと「つまらない」とダメ出しする生徒が大半ですが、私だって算数講師として色々なことを考えているんです。
珍語録ばっかり書いているわけにはいかないのですよ。
・・・でも、先日、予想通り常連娘から期末テストについてSOSの電話がありました。
相変わらずのはじけっぷりについては、また今度。