よく生徒から、「車? 電車?」と通勤手段をたずねられます。
電車通勤ですが、それではあまりにも普通すぎるので、「三輪車」「手押し車」「自家用ジェット機」と答えるようにしています。
真に受ける生徒が稀にいて、こちらがびっくりすることもありますが。
通勤の電車内では大抵考えごとをしていますが、モニターに流れるニュースやクイズに目を向けることも。
今日はクイズではなく、フラッシュ暗算。これがまた、結構なスピードなんです。
横にいたサラリーマンらしき2人組は「こんなの普通の大人には無理だよな~」なんて話しています。
じゃあ、ちょっとやってみますか。
算数講師としての闘争心に火がつき(・・・こんなことで・・・)、真剣に取り組んだ結果、20問を2セットやって全問正解。
ちょっぴり満足感に浸りつつ、車窓の外に目をやると、なんだか見慣れぬ風景。
乗り過ごしました。しかも3つ先の駅に着くまで気づかない私。
迂回して無事代々木に到着。間に合って良かった~。
実はこの経験、2回目です。この前の冬期講習期間中にも1回やってるんですよね。
フラッシュ暗算に没頭してしまうのは算数講師の悲しい性でしょうか。
このフラッシュ暗算。暗算力を鍛えることができるので、計算の処理速度を上げるにはもってこいです。時間は個々に合わせて設定すればよいので、四則計算ができれば低学年でも取り組めます。
1日20問ずつ。ゲーム感覚で毎日続けること。これを低学年のうちから積み上げていけば、骨太な計算力が身につくことでしょう。
家庭でさほどお金をかけずに(ココ重要ですね)中学受験に必要な算数の基礎力をつける方法は案外あるものです。
今後もちょこちょこ紹介したいと思います。