先日、学習相談のお電話で「授業の復習と宿題は、結局同じことですよね?」というご質問がありまして。
間髪入れず、 「いいえ、違います。」 とお答えしました。
声を大にして言いますが(文字を大にして書きますが、ですかね)、「授業の復習」と「宿題」はまったく別物です。
「宿題」は「各塾の先生から指示された問題を、次の授業までに解く」という作業。
それに対して「授業の復習」は「授業内容を、その日のうちに確認する」という作業。
つまり「授業の復習」は問題を解かなくても、解く手順や注意すべきポイント、覚えるべき公式などを頭の中で反芻するだけでも十分なのです。
ただし、その日のうちに行うのが鉄則。集中して取り組めば15~20分程度で終わります。
授業が終わってそのまま塾に残って取り組んでも良し。
家に戻るまでの移動時間中にノートを広げて取り組んでも良し(←個人的にコレがおすすめです)。
帰宅してからすぐに取り組んでも良し。
それ以降では授業当日であっても遅すぎます。復習は早いほど効果的。
さらに、翌朝もう一度同じ作業を行えば、定着率はぐっと上がります。
授業後は夜遅いし、学校の宿題もあるし、疲れているし、眠いし。
その気持ちはよ~くわかります。
でも、やらなきゃいけないのです。短時間で集中して終わらせる習慣をつけてしまいましょう。
ところで、このブログを毎回チェックしている生徒って結構いるんです。
読んだ感想を聞いてみると、「先生って、ちゃんと仕事してるんだね~」
・・・当たり前だっ!!