6年生の9月以降は、合格判定模試の連続です。
「一喜一憂しないように」という警告が耳に入らないのか、どの生徒も一喜一憂しています。
合格可能性80%が出れば、どの生徒も一安心している様子。
今後の学習の励みになることでしょう。
一方、合格可能性20%が出れば、「人生、終わった(泣)」と地の果てまで落ち込む生徒もいます。
この合格可能性のパーセンテージ、はっきり言って、私自身はあまり参考にしていません。
毎回80%を叩き出した生徒が残念な結果に終わることもあります。
一度も50%を超えなかった生徒が合格を勝ち取ることもあります。
では、 生徒の合否の判断基準 になるものは何か?
①過去問の出来具合
②その学校の出題傾向に即した問題演習の正答率
この2つが最も信憑性が高いと考えています。
これまでの経験上、受験する学校ごとに、各模試の結果をどの程度参考にして良いかはわかっています。
今後も各生徒の模試の結果に振り回されることなく、入試までの学習計画を授業が終わるごとに調整していきます。
と、私自身は冷静に対処できますが、問題は生徒たち。
生徒の感情の大きな起伏は、安定した学習の妨げになるので、極力取り除きたいのです。
なので
予想以上の偏差値で浮かれている生徒は、ちょっぴり痛い目にあわせます。
頑張っているのに結果が芳しくなく落ち込む生徒には、救いの手を差し伸べます。
頑張りの方向性と手段が正しければ、必ず力はつきますから。焦らず日々の学習を積み上げていきましょう。
頑張ってもいないのになぜか落ち込む生徒は・・・どうしましょ?
大人から見ればそれは「自業自得」に過ぎないのですが、それが小学生というもの。
その程度では受験生として頑張ったうちに入らないということを、傷つかないように(場合によっては突き放すことで)本人に理解させるのですが、これがまた辛抱の要る作業でして。
際限なく忍耐力が養われる今日この頃。