なんだか、どこかの企業名みたいですが。
でも、違います。
『フラッシュ暗算』・『メイクテン』に続いて、「お金をかけずに算数の基礎学力をつける方法」第3弾。
『ヒット&ブロー』という名称の“数当てゲーム”です。
ルールを文章で説明するとヤヤコシクなるのですが、ちょっと説明してみますね。
H&Bは2人で行うゲーム。
①まず2人がそれぞれ4桁の整数を頭に思い描きます。
【例えば、Aさんが「3508」で、Bさんが「7613」だとします。】
②お互いに相手の思い描いた整数を当てるまで、4桁の整数を書き続けます。相手が書いた4桁の整数に対して、自分の思い描いた整数と位置も数字もあっているならH、位置は違うけれど数字はあっているならBと表現します。
【例えば、Aさんが「Bさんの4桁の整数は『7634』」と書いたとします。それに対してBさんは、7と6は位置があっていて、3は位置は違うけれども使った数字の中に含まれているので、『2H1B』(Hが2個で、Bが1個)と返答します。同様に、Bさんが「Aさんの4桁の整数は『9126』」と書いたとします。それに対してAさんは、数字がひとつも一致していないので『0H0B』(HもBも0個)と返答します。】
③交互にこの作業を繰り返し、先に当てた方が勝ち。
とまあ、文章で説明するとこんな感じなのですが・・・・・・ルール、伝わりました?
勘だけを頼りに当てにいくのではなく、HとBの個数をヒントに数値を絞り込む作業を綿密に行うことが重要。
このような「条件からの数値の絞り込み」の練習は、条件整理や場合の数の調べ上げ問題を解くときに役立ちます。
実際に、このH&Bそのものが、立教新座中や鷗友学園女子中などで出題されています。
私はこのゲーム、たしか中等部時代の化学の先生に教わった覚えが。
クラス内でも随分と流行り、いたるところで熱い対戦が繰り広げられていました。
もちろん、授業中に。
この化学のH先生は、授業中に何をしても怒らない温厚な先生。
なので
UNOもやりました。 (SKIPされまくり)
ドンジャラもやりました。 (最近、AKB48ドンジャラが販売されていて、びっくり)
『ブラックジャック』も読破しました。 (闇医者ってカッコいい)
マシュマロが口の中に何個入るか競争しました。 (・・・情けないのでノーコメント)
ミニ枕を持参して寝てました。 (寝る子は良く育つ♪)
もちろん、授業中に。
他の先生の授業中は、とてもこんな真似はできなかったですが。
でも、そんな自由奔放な化学の授業中、きちんと授業に臨んでいる同級生もいました。
今思えば、周囲に流されない自立した中学生だったんでしょう。
その当時の自分の幼稚さを痛感・・・・・・そして反省。
良い子の皆さんは絶対に真似しちゃダメですよ。
どんな状況下でも、やっぱり、授業はちゃんと聞きましょう。
学生は学ぶことが仕事ですから。