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投稿日:2011年05月18日

テーマ: 受験情報 / 算数

主役は俺様

春休み明けから6月末までは6年生にとって心身安定期ともいうべき時期です。

「学習に専念できる環境が整っているこの時期に基礎固めを!」
と毎年大号令をかけているのですが、ここ数年はそうとも言えない状況。
 
なぜか?
理由は、5月から6月にかけて運動会を行う小学校が増えたから。
 
運動会自体は構わないのですが、問題は運動会の練習でくたくたに疲れる生徒が続出すること。
 
「運動大嫌い」を公言し、練習では体力消耗するのを極力避けている生徒がいる一方で、
「運動会の主役は俺様」とばかりに早朝のリレー練習に励む生徒もいて、取り組み方は色々だな~と。
 
特に後者のタイプの生徒たちは
「運動会と勉強のどっちが大事かよく考えなさいっ」
と叱るお母様方を横目に、リレーのアンカーで先頭を走る自分の姿しか頭にないようで。
そんな生徒たちに力をセーブしろと言っても無理でしょう。
私が後者のタイプだったのでよくわかります。私の場合、徒競走とリレーは練習から全力、それ以外の組体操や騎馬戦は本番まで手を抜きまくりでしたが。
 
運動会の練習を終えてから塾に行き、帰宅後に学校の宿題だけはかろうじて終わらせて、そこでスイッチが切れたかのように眠りにつく生徒。
運動会の練習を終えて帰宅し、夕食までの間に学習するはずが、気づくと机に伏して爆睡している生徒。
疲れているのに無理やり起こしても学習には取り組めないはず。適度な休息・睡眠は絶対に必要です。
 
ここは割り切って、短時間で効率良く家庭学習に取り組むように心掛けて下さい。
 
運動会が終わると、6月末からプールが始まり、再び疲労&睡魔と闘う日々が続きます。
学校行事と上手く付き合っていくことも中学受験では重要ですね。
 
 
話は変わりますが、先日、珍語録の“常連娘”が友人とともに自由が丘校を訪れてくれたそうです。通常であれば私もその時間帯は自由が丘校で授業をしてから代々木校に移動するのですが、その日はたまたま自由が丘校の授業がお休みで代々木校にいました。
 
その旨を伝え聞いた常連娘は一言 「うん、知ってる」 と答えたそう。
 
いや、ちょっと待て。私のスケジュールは知らないはず。
相変わらずの適当節。常連娘はやっぱり常連娘のままなのか?
 
あ、Part.7で最終回と宣言した「珍語録」、まだ書いていませんね。
 
次回、お楽しみに。