暑さに人一倍弱いので、今夏の節電対策に頭を悩ませる今日この頃。
昨夏は「いったい何?」というくらいの猛暑でしたが、今年はどうなんでしょう。
さて、夏のことを考えなければならない時期になりました。
この時期の学習相談で多い内容は
「夏期講習、夏期オプション講座、夏期合宿など、すべて参加すべきか、どれを削るべきか」
例えば、夏期合宿。
何十台ものマイクロバスに乗って受験生たちが集結する様は圧巻です。
そんな夏期合宿のメリットは?
(1)1000人を超える受験生たちを目の当たりにし
「こんなにたくさんの生徒たちが頑張っているんだ」と受験生の厳しさを実感する。
(2)模試の成績による細かいクラス設定で、同じ学校を目指す他校舎の生徒たちと知り合える。
「あいつには負けない」もしくは「一緒に△△中学に行こう」とその後の学習にハリが出る。
(3)朝の体操・散歩以外はほとんど勉強漬け。
「合宿ではあんなに頑張ったんだ」という達成感が得られる。
合宿に参加すれば学力がつく・成績が上がるというわけではありません。
ただ、合宿を契機に受験生としての意識がようやく芽生える生徒もなかにはいます。
上記(1)~(3)のメリットを踏まえて、「ウチの子に必要かどうか」をじっくりお考え頂ければと思います。
塾に通っている場合、大概のご家庭は夏のアドバイスをまずはその塾の先生に求めます。
そのとき塾の先生がくれるアドバイスには「塾側の事情・思惑」が加味されていることを念頭に置いて下さい。
合宿参加の是非を問われた塾の先生が「いや~、夏期合宿は参加しなくていいですよ」と言う・・・わけないですよね。「参加しなかったら受験生として周回遅れになるぞ!」ぐらいのことは言うはずです。
なぜなら
6年生の合宿参加率については校舎ごとに順位が出ます。下の順位の校舎長は・・・どうなるかおわかりですね。
全員参加のクラスには担当講師に手当てがつく塾もあるようで。
色々な意味で塾の先生方も必死です。
夏の学習計画を立てるうえで、もし塾の先生の意見だけでなく、第三者の目からの客観的なアドバイスをお求めの場合は、お電話での学習相談をご利用下さい。
また、「夏期講習を成功させる5つの法則」と題して、保護者向けの無料セミナー・無料個別相談会を開催致します(http://www.chugakujuken.com/juku/news/5tsu_no_housoku.html?grid=main_ban)。
こちらもあわせてご活用頂ければと思います。
各学年、今夏のテーマは異なるでしょうから、それぞれが充実した夏を過ごせるように、しっかり計画を立てておきましょう。