今回は、いつも真面目な僕から、ちょっと真面目に算数の話。(ん、笑うトコじゃないですよ?)
早速ですが・・・「計算力」ってなんでしょう?
「計算を、はやく正確にこなす力」と答えてくれれば完璧です。
では、どうすれば計算力が身につくのでしょう。
たしかに計算力を身につけるには、量をこなすことは最低条件です。
でも、大量に計算演習を積むだけでは、受験に勝てる計算力は身に付かないのです。
実は加減乗除の単純なスピードは、訓練さえ積めば、個人差はあまり大きくないのです。
計算で勝つために必要なのは「工夫」と「暗記」です。
特に円周率が絡む問題で顕著ですが、、毎回きちんと×3.14でまとめられていますか?
また3.14の主だった倍数は覚えられていますか?
これだけでも、所要時間に大きな差は出ます。
普段の勉強でも常に「ラクしたいなぁ、何か工夫できないかなぁ」という意識を、常に持ち続けることで、
受験に勝てる計算力を身につけていきましょう。
・・・なお「ラクしたいなぁ」という言葉が出ましたが、あくまでも工夫をして手際よく答えを導きたいという
前向きな「ラクしたい」であることをお忘れなく。計算のスピードを上げて、より多くの問題に触れること
で、もっともっと算数の力を伸ばそうという向上心からの「ラクしたい」です。
勉強そのものをラクして成績を上げる、そんなことは不可能です。
そう、ラクして痩せることができないように・・・