こんにちは。
もうすぐ夏休みですね。
受験生にとってはとっても大事な時期、
「夏を制する者は受験を制する」
だれもが知っている言葉です。
でもこれっていつから言われるようになったのでしょうか?
私が受験生の頃からありました。
だれかご存知の方、教えてください!
さて、そんな夏休みを前に、
今日は「勉強のやる気」について
やる気があれば、なんでもできる!(←??)
「先生、子どもにやる気があったら困りませんよ!」なんて声が聞こえてきそう・・・
今回は脳生理学の面からこの「やる気」をご紹介したいと思います。
人間の脳にはドーパミンという物質があるそうです。
神経伝達物質の一つで、「快感」を生み出すらしい。
たとえば、大好きないちごショートケーキを食べると、脳内にドーパミンが出ます。
ドーパミンが出るので、喜びを感じ、そしてもっと食べたくなります。
これをこのサイクルを「強化学習」というそうです。
つまり「いちごショートケーキをたべたい」ということが強化されるそうです。
つまり、勉強についても
「算数の勉強して、楽しいと思う」
↓
ドーパミンがでる
↓
「もっと算数の勉強がしたくなる」
↓
ドーパミンが出る。
↓
さらに勉強したくなる
このサイクルを回すことが重要・・・
回れば算数が得意になります。回らないと苦手に思うそうです。
じゃあ、回すには・・・
勉強を「楽しい!おもしろい!」と思うこと!
するとドーパミンが放出され、
さらに「もっと勉強したい!」と思う脳に!
やはりつまらないと思ってしまうと、勉強は苦手になるし、なかなかはかどらない。
しかし、「面白い!」と思うとどんどん好きになるし、どんどんやるようになる。
なので、大人が子どもに接するときは
いかに勉強を楽しい!と思ってもらえるか?
ここが一番のポイントのようです。
・問題を解けたときの「やったぁ~、できた」という達成感
・勉強ができたら親、先生が褒めてくれる。
・友だちから「教えてほしい」と頼まれる。
とか・・・
サイクルを回してくれるきっかけは人によって違うようですが、
回ってしまえば、どんどん雪だるま式に膨らんでいきます。
子どもを初めから否定的に見るのではなく、
もっとポジティブに見てあげる視線が親・講師にとって大切な姿勢かもしれませんね。
元気があれば、何でもできる!
じゃなかった・・・
やる気があったらどんどん成績が伸びる!