こんにちは。長門です。
いよいよ1月となりました。入試シーズン到来です。
すでに入試が始まっている受験生の皆さんも多いかと思います。
これまで皆さんが取り組んできた「努力」が、入試本番で最大限に「発揮」できるようにするには
この「1月」の過ごし方・取り組み方が大変重要になります。
そこで、今回は「社会ファイナルチェック」として、直前期の社会の学習ポイントをまとめました。
ゴールは目前!皆さんの「合格」に向けて、何か1つでも参考にしていただければ幸いです。
■入試直前期 社会ファイナルチェック
① 「準備してきたもので戦う」という意識
入試は「不完全」で臨むものです。
あらゆる準備を「完璧」にして臨むことはできません。
ですから、入試で「見たことのない問題」が出ても、不安になりすぎないことが大切です。
社会では「知らない問題」での失点は仕方がありません。
しかし、「見たことのある問題」「やったことがある問題」での失点は防ぎたいのです。
そして、この「正解できたはずの問題」での失点をいかに減らせるかが、合格の「鍵」になります。
そのためにも、入試直前期の社会の学習のポイントは
「準備してきたもの」「取り組んできたもの」で確実に得点できる状態に「仕上げる」ことです。
「仕上げる」とは、これまで取り組んできた学習の「確認」を行うことです。
この作業により、忘れかけていた「知識」や「ポイント」を短期間で一気によみがえらせて、
直前期の1月に社会の得点力を一気に飛躍させるのです。
「これまで取り組んできたもの」を身につければ、十分勝負できる、合格できるということです。
その意識を持った上で、直前期の具体的なチェック方法を下記に示します。
② 基本用語・地名の漢字の確認
基本用語のチェックと漢字の確認は、入試の得点源になる部分です。
志望校によっても異なりますが、社会では「漢字指定」の問題が多く出題されます。
解答が分かっているのに「漢字が書けない」ことによる「失点」は合否を大きく左右します。
塾の教材などを利用して、基本用語の「漢字」の確認とチェックを行いましょう。
間違えた字やあやふやな字は、手を動かしてもう一度「書いて確認する」ことも有効です。
間違えた字については、確認した「その日のうち」に覚えてしまう集中力を持ってください。
次に皆さんがその単語と「対面」するのは、もしかしたら「入試本番」かもしれません!
③ 過去問・模試の間違えた問題のチェック
これまで行ってきた「模試」や「過去問」に出題されている問題は、
入試本番に出題される可能性がとても高いものばかりです。
数多くの模試や過去問を解いてきたと思いますが、
「できなかった問題」が「できる問題」になっているかを、1月でしっかり確認してください。
これにより、効率的で質の良い振り返りができます。
「確認」ですので、すべての試験・過去問をもう一度解きなおす必要はありません。
具体的には、模試の解き直しノートや、自分が書き込んだポイント・まとめについて
必ずもう一度しっかりと目を通してください。不安なものがあれば、解き直しも有効です。
1問でも多く「できなかった問題」を「できる問題」に変えて、入試に臨んで下さい。
入試等で時間が取れない場合は、優先順位の高い問題だけでも振り返ることをおすすめします。
④ 1月入試の問題の間違えチェック
実際に入試が始まったら、受験した学校の入試問題は必ず解き直しをしてください。
そして、合格・不合格の結果に関わらず、そこで「できなかった問題」については、
2月受験校での「合格」につなげるために、早期に「できる問題」に変えましょう。
時事問題などは、1月入試問題で出題されたものが、2月入試でも狙われやすいです。
場合によっては、「同じ問題」が次の入試で出題されることもあります。
最新の入試問題には、「合格のためのポイント」が多く含まれているので活用しましょう。
大切なのは、第一志望校の入試で最高の状態になる「流れ」を作ることです。
すべてが第一志望校の合格に収束していくためのものだと考えてください。
そのすれば、1月入試での「成功」も「失敗」も、「合格」も「不合格」も無駄にはなりません。
⑤ 「自分の力を出し切ること」をテーマにする
最後は、とにかく「自分の持っているすべての力を出し切る」ことを目標しましょう。
入試は戦いです。「力を出し切って」敗れることもあるかもしれません。
ただし、「力を出し切れずに敗れる」のは、本当に悔しいものです。悔いが残ります。
皆さんには、「力を出し切った」「やれることはやった」と心から思える入試をしてほしいです。
本番入試まで時間は残りわずかですが、体調に気を付け
自分ができる範囲で「最高の準備」をして臨んで下さい!
合格を心より願っております!
長門でした。