今回の「基本を学ぼう」はフィボナッチ数列です。
フィボナッチ数列とは、イタリアの数学者であるレオナルド=フィリオ
=ボナッチ、相性:フィボナッチ(ボナッチさんの息子の意)さんが出版
した書籍に紹介されている数列です。
どのような数列かと申しますと、
0、1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144、233、・・
という数列で
3番目からは前の2つの数の和になっています。
わりと自然界にも、この数列やそれに関連した数になってるものが多く
花びらの数や葉のつき方、松ぼっくり、ヒマワリの種などに見受けられ
るそうです。
ここでは、もっと簡単な問題をご紹介しましょう。
フィボナッチ数列を使った問題
【問題1】
階段をのぼります。階段は,1段ずつのぼるか,2段ずつ(1段飛ばし)で
のぼるかをまぜてのぼることができます。例えば,
2段のぼるには,1段→1段,2段の2通りあります。
3段のぼるには,1段→1段→1段,1段→2段,2段→1段の3通り
あります。このとき、7段のぼるには,何通りののぼり方がありますか。
【解 答】
規則性の問題を解くコツは、はじめからきちんと書き出すことです。この
問題の場合、階段が”1段”のときは何通り、”2段”のときは何通り、
と書き出し、そこから、どんな規則性があるのか、見つけ出します。
つまり、
階段が1段の場合 → 1通り
階段が2段の場合 → 2通り
階段が