さて新しい生徒に入れ替わり、コマが急に少なくなりました。(笑)
その空いた時間を使い、様々な業務をいろいろ考えながら行っています。
自由が丘校も代々木からの出先機関を脱出すべく(笑)、さまざまな試みを行っています。
例えば、国語、算数などで問題をホワイトボードに書き込み、講師と生徒の交流を深めるとか、
朝日小学生新聞を置いて、最近頻出となりつつある、時事問題や世界地理に詳しくなってもらうとか
、それ以外にも様々なものを教室に置いて学習の動機づけを行っていこうと考えています。
やはり塾は勉強するところですから、環境づくりも大切です。
幸い、自由が丘校にはドクター講師でも素晴らしい指導技術を持った算数講師が2名も配置されて
いますので、とても心強いです。
自分自身の活動としては、麻布、開成、桜蔭の今年の問題の分析を動画で撮ったりしました。
麻布は合格者インタビューロング版で、開成、桜蔭は近日中にホームページで発表予定です。
指導に関しては、年間スケジュールや月別カリキュラム表を作成し、指導している生徒に渡すように
しました。昨年度の反省から、今年は語彙力や文法力強化にも力を入れるつもりです。
やはり、語彙力、文法力がない生徒は伸び悩みます。
国語は、教えにくい、傾向がわかりにくい、対策が立てにくいといわれます。
確かに、文章内容や設問形式でみるとそうかもしれませんが、私から見ると傾向は、「ずばり」
あります。その傾向とは、その学校の設問作成者が必ず問題として作るだろうタイプの問題や文章の
題材の好みです。つまり、出題者の思考のくせを読み取るのです。
もちろん、それを見抜くには洞察力や分析力、そして過去問研究が必要不可欠ですが。
そういうのを読み取りながら、その生徒の学力レベルに合わせた教材で思考方法やテクニックを教え
ていくことによって、対策は立てられます。
ただ、その生徒が理解して反復できるようにならないと効果が出ませんので、根気よく学習していく
ことが伸びるポイントです。国語は怠けるとすぐ、元のレベルに落ちてしまいますからね。
コントロールが難しい科目です。
あとは、社会通念や学問の知識(哲学的な文章では特に)と語彙、文脈力。
まあ、総合力を試される科目ですね。
だから、先ほど述べたように伸びにくい科目、教えにくい科目と誤解されてしまうのでしょう。
私も、新たに様々なことを吸収しつつ、さらに指導技術を上げていきたいと思います。
なにせ、スーパードクターになってしまいましたから。(笑)