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投稿日:2012年03月28日

テーマ: 国語 / 日記 / 自由が丘校

春期講習の指導

個別指導ドクターでも春期講習がスタートし、朝から授業を行うケースが増えてきました。

普段と生活のリズムが違うので、体調を崩しやすいのが、この時期。

おまけに花粉症なので、体調は最悪ですね・・・・・。(泣)

まあ、でも体調管理も仕事のうちと言われますので、なんとか睡眠時間を確保し、野菜などの栄養のバランスに気を付けながら、頑張っています。

さて、春期講習では月間カリキュラムを作成し、4月の志望校判定テストや塾のテスト(内部クラス昇降テスト)に向けての目標数値を書き込んでいます。

ただ、あくまで目先のテストのための勉強ではなく、入試で問題が解けるようになるための学力アップを授業の柱としていますので、その点は理解してほしいところです。

国語の場合、テストに追われて小手先のテクニックで解くことほど、愚かしいことはないですから。

初見の問題に対応できる力を養うことこそが、国語の学習のすべてです。現に入試はもとより塾内のテストだって、初めてみる文章を解かされるわけですからね。

しかし、そうは言っても、4、5年生はやはりコースアップが学習の励みになりますので、サピックスのBテキストフォローなども行っています。

サピックスのBテキストフォローについては、テキスト問題をいくつか選びながら、主題や要旨を読み取らさせるようにしています。

テキスト問題の抜粋は文章のポイントとなるもので、かつテストに狙われやすいポイントを基準として選んでいます。

昔はマンスリーや組み分けテストを作成したこともあるし、私がサピックスにいたころは、文章のポイントとなるもの=テストに狙われやすいポイント点を意識して授業問題を作成したり、テキスト問題を選んでB授業(長文読解・記述の授業)を行っていたので、その辺の感覚は結構鋭いです。

実際、それで偏差値60以上は3分の2くらいいましたし、70台もちらほらいました。サピックスのベスト10に入った生徒を2,3名出した時もあります。

2番手コースでも、クラスの半分くらいは偏差地60台だったし、Cコースレベル(15コース中12番目)でも偏差値60(もとともと偏差値40台だった生徒)を出したこともあります。

だから、当時のαコースの生徒たちは楽していました(笑)。だって、宿題は授業問題4,5題の間違い直し+私が選んだテキスト問題3,4題でしたから。

授業の出来が良かった生徒は、実質5、6題で宿題が終了。暇だから、残った問題をやるという感じでした。

(ただ、解答に至るまでの考え方を書かせるので、時間はかかりましけどね。ちなみに私が考え方を書かせる宿題をサピックスでやり始めたときは、まだほとんどの先生はそのようなやり方をやっていなかったです・・・。今から7年前くらいですからね。ちなみに、この方法を考え出したのは、すべて独学で国語の指導方法を勉強した結果です。)

他の塾の生徒のフォローも当然、行います。予習シリーズはもう熟知していますし、日能研のテキストフォローも経験済みですから、結構自信ありです。

さらに、春期から論説、説明、物語の文章の読み方(線の引くポイントや文章を読む際に注意すべきポイント)をまとめたものを受け持ちの生徒に配布し、それを意識させながら文章題を解かせるようにしています。このような学習を続けていくことで、ジャンルごとの読み方が身に付き、初見であっても対応できる読解力が養われるでしょう。

文章の構成に着目しながら、大切なところ=問われるところ、問題を解く際のヒントとなるところに線を引き、心情の変化や要旨をとらえていく。

これを、実際にサピックスでテスト作成を毎年していたからこそ分かる、設問者の意図を見抜くポイントの訓練と併せて行うことで、実戦力も身につくので、得点力も上がるという仕組みです。

まだ自分自身、発展途上ですが、全力で今年の生徒をバックアップしていきたいと考えています。

よろしくお願いします。