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投稿日:2012年04月28日

テーマ: 受験情報 / 国語 / 日記 / 自由が丘校

自由が丘校のホワイトボード問題の解説 桜蔭 平成15年度 一 問6

この問題は、まず文脈で文明の発達で食糧が豊富にある現代社会という前提で答えなくてはいけないというところがポイントです。

その中で、私たち現代人が「わがまま」になったということがわかる具体例を出していくことが求められています。

よく、桜蔭志望者にこの問題を解かせると、文明の発達によって物が豊富になり、物を無駄遣いをしている例を書いたり、文章中に書かれている例をまとめて書いたりするのですが、いずれも×になります。

あくまでも、食糧の例を書かなくてはいけないのです。これを文脈でしっかり読み取って書くことが求められているのですから。

文章中の例をまとめるなんて、論外になりますよ(笑)

最近の生徒は、本当に設問の意図をしっかり読み取ることが下手になりました。

と同時に、教える側も場当たり的な解説をする先生が多いですね。解答を解説する先生も多いです。テクニックだけで解決しようとする先生もいます。

そんなに簡単な科目ではないんですけど・・・・。論理的な解説をぶれずにしっかり教えていくことで、論理的思考力は身につくのです。数学者が現に、論理的思考力は国語で身につくものだといっているのですから。

30日(月)のセミナーでは、このあたりもお話しします。よろしくお願いします。