では、どんな生徒が国語ができるようになるのでしょうか。
ずばり、素直な子、努力する子ですね。
人が指導したことをしっかり聞ける子は、まず理解力が高いですし、知的レベルが高いです。
あと努力する子は、学んだことをコツコツ続けられるので、間違いなく伸びてきます。
しかし、この「努力を続ける」ことは意外とできません。
(私は努力も才能のうちだと思っているので、努力できない子は、幼い時に、怠け癖を修正しておかないと、大人になった時に、本当に社会人として使いものにならなくなります。)
要は、国語ができる=知的レベルが高いということになるのです。
これは、御三家出身の算数の先生も言っています。
その算数の先生は、国語ができないと御三家は無理だとまで言っています。
実際、御三家は記述メインの学校ばかりです。
女子学院も、今年度は記述問題が多くなりました。
人気付属校の共学校で、女子の合格偏差値が男子より高いのも、ただ女子に人気があるという理由だけではありません。
私が、教え子の国語の記述を添削していると、本当にその生徒が賢くなっていくのがわかります。そして、ほかの科目も上がって安定し始めるんです。
誤解してほしくないのですが、中学入試が求める国語の能力は、いわゆる生まれつきの才能レベルの話ではなく、頭の使い方をしっかり身につければ、ある程度までは伸ばせるものです。
ただ、発想で問題を解く生徒や自分の学力を過信する生徒、テクニックでどうにかしようとする生徒は、間違いなく国語はできません。いや、国語だけでなく、算数もできなくなるでしょう。
算数も、思考科目であり、最近の御三家の算数を見ていると、文章題の条件整理がしっかりできないと解けない問題ばかりです。
この条件整理にも読解力が試されるのです。
そういう意味で国語は、本当に奥が深い科目です。
だから、本当の意味で教えられる人が少ないのです。
今日は少し、ムキになりましたね。(笑)
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