さて、今日からドクターで夏期講習がスタートします。
大手塾でも夏期講習がスタートしていきます。
では、この夏期講習はどんな点に注意したらよいのでしょう。
まず、語彙力を身に着けることです。
夏期講習ほど集中して勉強できる時間はありませんので、ふだん怠けがちな漢字や言葉を覚えるという作業をしっかり続けていきましょう。
やはり語彙力がないと読解に影響しますし、言葉は思考の源ですので、ここは怠けないようにしましょう。
次に語彙力はあるけど読解が苦手な場合は、テーマ別学習をしましょう。
簡単に言うと、文章のパターン化を図るということです。
特に苦手なジャンルの文章には、この方法は有効なので、試してください。
私の授業では夏期講習中に、これを実施します。
大手塾に通う生徒さんは、大手塾で出題された文章をジャンルごとにまとめて、文章のテーマをテキストの表紙に書いておくと、オリジナルのテーマ別テキストができます。
テーマがわからない場合は、塾の先生に聞くとよいでしょう。
またこの時期、大手塾は多くの過去問を解かせると思いますので、それをこの方法で分けてやってもいいでしょう。(ただし、膨大な手間がかかりますが・・・。)
あとは、設問タイプ別の強化を図るとよいでしょう。
難関校で記述問題が多い場合は、記述対策、選択肢問題が多いが、それが苦手な場合は選択肢問題対策を集中的に行うと、効果が出やすいし、達成感も味わえ、充実した夏期講習を送ることができます。
大手塾に通う生徒さんは、このように自分で選ぶことができないので、演習問題を解くときや復習をするときに、この点(苦手な設問のタイプ)を重点的に学習するとよいでしょう。
ドクターは今日から夏期講習。
オリジナルカリキュラムを作り、日々の学習を積み上げていきます。
夏期講習は勝負どころなので、今まで以上にしっかり学習していきましょう。