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投稿日:2011年01月20日

テーマ: 受験情報 / 国語 / 日記

継続は力なり

お久ぶりの更新でございます。

冬期講習で、朝9時の授業が連日連夜入っておりまして、久しぶりにお会いした保護者の方から「痩せました?」と心配されるほどの激務でした。(泣)

残念ながら(?)、その状態は今も変わらない状態でして、さすがに朝9時からの授業は週1回ですが、連日休みなしに授業が入っております。

そんな状態なので、なかなか更新できないのは仕方がないと思っていたのですが、ほかの先生が更新しているのを見て、さすがにまずいと思い、何とか時間を見つけてブログを書いている次第でございます。

では言い訳はこれぐらいにして(笑)、本題に入りたいと思っています。

さて、一月にはいり、浦和明の星をはじめ、埼玉入試、地方の学校の入試が本格的にスタートしました。

浦和明の星は全く予想していなかった「詩」が出題されるなど、少し不安でしたが、なんとか合格者を幾人か出すことができましたし、ほかの学校でも合格者が出てくるなど、よい方向に行っている気がします。

しかし、一方で苦戦を強いられている生徒もいます。

まだ本命の受験は先なので、助かっていますが、こちらとしては大変「焦って」います。

やはり、受験はなめられないというのが実感です。

偏差値だけで、受験の合否を考えたらほんとに痛い目を見ます。

現に偏差値では難しいという学校に合格できている生徒もいるのですから、なおさらそう思います。

過去問をしっかりやること、これは絶対条件ですね。

さてそんな状況下で、めきめき頭角を現しているのが、今まで怒られながらもコツコツ取り組んできた真面目な生徒さんです。

このような生徒さんは、過去問をやらせても安定した成績をとってきます。もちろん、合格者平均を超えています。偏差値ではぎりぎりか、届かない生徒さんですけどね。

私は、家庭学習の質も量もしっかりしたものを求めますので、生徒さんにとってはかなりハードらしいですが、

それをやり通してもらわないと、難化している国語の入試問題に歯が立ちません。

なにせ小学生に外山さんの「思考の生理学」や芥川龍之介、太宰治、有島武郎さんの文章を読ませるのですから、一昔の入試問題の難易度を想定して指導していたら、合格点なんかとれません。

そんな家庭学習の中でも特に重視しているのは、「考え方」を書くという行為です。

私の授業では、復習の際に考え方を書くように指示します。なぜ、この解答が正解なのか、解答までの考え方の道筋を書かせるのです。もちろん、この考え方の道筋は授業で確認ずみです。

なぜ、このようなことをさせるかというと、国語の解き直しは往々にして、たんなる「理解」で終わってしまい、教わった考え方を活用するための方法を学ぶところまで意識が働いていないのが現状だからです。

国語でも、算数と同様に論理的な思考が求められるわけですから、この論理パターンを学び、かつその活用方法を身につけるための学習をしていかなければなりません。

ですから、継続して学習していくことが、算数と同様、国語という教科では求められるのです。

この「継続してきたかどうか」が、露骨に出るのが記述問題です。

この記述問題はセンスだけでは絶対に解けません。

幾重にも積み重ねていく学習があって、初めて解けるようになるものなのです。

だから、ドクターの難関校志望者にも、この部分をしっかり求めてきました。

もちろん、難関校を志望していない生徒にもきっちりやるように言っていますけどね。(笑)

その甲斐あって、今では安定した結果を出しつつあります。

2月1日まで残り、数日。

あとは修正を繰り返すのみ。その生徒の苦手な部分の補強を受験前日までしっかり行い、少しでも得点力をアップさせていきたいと思っています。

意外とあきらめが悪いので(笑)、最後まで全力投球です。

でも、体もつかな~。心配だ。見た目より体力はないのでね。(笑)

追伸

難関校少人数のほうですが、少しずつ生徒が集まってきています。いまのところ、サピックスのαの生徒や四谷の上位レベル(4科の偏差値60以上)の生徒が受講予定です。

定員6名なので、受講希望の生徒はお早めに。

担当者は私です。(笑)