明日から、いよいよ受験ドクターでは春期講習がスタートします。
レギュラー授業ではなく、講習用の時間割が組まれていますので、時間帯を間違えないようにしてください。
さて、春期講習では何がテーマになるのでしょうか。
ずばり、それは国語力の強化、もしくは土台づくりになります。
例えば、2月からレギュラースタートしている生徒、もしくはそれ以前から通っている生徒は、この時期にある程度の収穫があるはずです。難易度の高い文章にも抵抗なくチャレンジできるようになった、問題を解くスピードや正答率が上がった、大手塾(サピックス)の成績が偏差60を超えたなど、様々な手ごたえを感じている生徒が多いでしょうから、春期ではさらなるレベルアップを目指し、文章の読み方トレーニング、長文記述トレーニング、演習問題集などによる設問の解き方をマスターするトレーニングのレベルを上げて、国語力をさらに強化していきます。
これからはじめる生徒は、この文章の読み方トレーニングや設問トレーニングを中心に、4月のレギュラー授業でレベルアップを図るための土台を作っていきます。
テクニックではない、ちゃんとした国語力を身につけるには、時間が必要ですが、地道に鍛錬していけば必ず身についていきます。
昨年度の受け持ちの生徒で、国語がどうしても苦手で、偏差値も35くらいをいったりきたりしていた生徒がいましたが、その生徒もしっかり偏差50レベルの学校に合格しました。その生徒の国語の指導は相当てこずりましたが、授業コマを少し増やしていただき、訓練を重ねた結果、1月くらいから過去問の出来が急によくなり、合格平均点をクリアすることが多くなりました。ですから私自身としてはかなり手応えはあったのですが、いかんせん大手塾の模擬テストの成績が良くなかったので、やはり不安でした。でも、結局2月5日の入試で、チャレンジのつもりで受験した学校に見事合格し、その学校へ進学しました。(ちなみに、その生徒は、ほかの学校の特進コースにも合格しています。)
精神的にはとても幼い生徒でしたが、合格してよかったです。
このように、時間はかかるけれども、訓練の仕方で伸びる科目が国語であり、一度伸びたらなかなか落ちないのが、国語力なんです。だから、これから先も、しっかり思考トレーニングを行い、国語力を磨いていきましょう。