昨日の授業で早速、四谷の合不合予備の解き直しを授業で行いました。
やはり、論説文が「言葉」についての文章で抽象的であるため、読解に時間がかかり、物語文では長文ゆえ、あわてて読んで、抜き出し問題で時間を取られて、最後まで解き終わらなかったというパターンが多かったようです。特に、幼い男子は物語文の心情表現をとらえられず、選択肢が間違うケースもあったようです。
物語文の心情は、二重心理(二つの心理が重なっている、相反する心理があるということ)を描いているので、わかりづらいかもしれませんが、心情表現が傍線部の近くに書いてあるので、それをヒントに解答を導けば解きやすいものが多かったです。
論説文は結局、筆者の考えを繰り返し述べているので、その部分をしっかり把握することがポイントです。
なにせ、文章の冒頭でに筆者は何が言いたいか説明していますので、後に続く文章はそれを説明しているに過ぎないことを見抜ければ、読解にもさほど時間をかけずに済んだのではないかと思います。
これは、普段から長文で文章構造を意識した読解をやっていれば、たぶん簡単にできるはずです。
現にドクター生のある女子生徒は、時間内にしっかり解き終わって、自己採点で90点近くとっています。
(ちなみに国語が苦手な生徒です。)
時間配分を大幅に間違えた女の子も(なにせ、残り十分で物語文を読んで解いた強者?です。)、結局、最初の二、三問間違えただけで、あとは正解しています。(だったら、初めから時間を意識して解け!と思いましたが・・泣)
ただ時間をかけただけあって、論説文は正答率が高かったですが。(笑)
やはり長文読解は、長文で練習することが大切です。その際、なにを目的に読んでいくかがポイントでしょう。
GWでは、この部分も意識させた国語の学習をお手製のシートを活用して行っていきたいと思っています。
(このシート、すでに改訂三回目です。誰も気づかないですが・・・・・(泣)。私に言われて、「あ、そういえば」という生徒があまりに多い。生徒の様子を見て作業しやすいように改訂を重ねているのですがね・・・・悲しい。)
とにかく春期が終わって、上昇の兆しが見えている生徒、例えば通塾しているS塾のマンスリーで120点以上とった、お調子者の男の子(ちなみにこの生徒は、ドクターに来る前は偏差値50すら危うかった生徒です。)、同じく、大手塾の春期講習最後のテストで150点中、125点取った女の子など、先の四谷のテストで90点近くとった生徒も含め、徐々に出始めています。まだまだの生徒も、当然いますが、まだ時間があるので、しっかりやっていきたいと思います。GWもフル活用し、生徒の皆様もしっかり頑張っていきましょう。
そういうわけで今年もGWは仕事三昧です。プライベートはどこへやら・・・・・・。