みなさん、こんにちは。大木快です。
早いもので今年もあと1ヶ月。年々時が経つのが早くなっているような気がします。聞くところによると、
ジャネーの法則
なるものがあるそうで、それによると
体感される時間の長さは、年齢に反比例する
そうなんですね。少し納得。
東京オリンピックの開催まであと1000日を切りました。
日暦算の世界でも、オリンピックに絡めて色んな問題が作れそうですね…
今年(2017年)の11月27日は月曜日です。
①2020年7月24日は何曜日ですか。
②1964年10月10日は何曜日ですか。
などなど…
日数と同じ分だけ曜日が変化する
ことが日暦算の基本でした。
方法は様々ですが、基準日と何日差であるかをつかんで、その数字を7で割り、余りの数=曜日変化という事を押さえれば、目的の日の曜日が分かるということでしたね。
やや抽象度の高いこの部分、理解に苦しむお子様がいらっしゃいましたら、今回ご紹介する方法をお試しください。
得意な人は読まないでください(笑)
「超苦手」な人用 日暦算
~カレンダー記入法~
今年の11月27日は月曜日です。来年の2月14日は何曜日ですか。
②問題文で与えられた11/27の日付を月曜日のところに書きます。
⑤次は、下に進みます。1→8→15→22→29と7ずつ増えていきますよ。
超苦手なお子さんだと、1→8→15→22→29 が当たり前だと知らないかもしれません。その場合、ぜひカレンダーを見て、「どの月も」そうなっていることを確認してあげてください。
⑧1日の下は…
1→8→15→22→29と進むんでしたね。待てよ…
1の下に必ず29が来るのなら、
途中は書かなくてもいいですよね。というわけで、
1の下にすぐ29を書きましょう!
そろそろ慣れてきましたか。
⑩ゴールは2月14日です。2/1の下は15まで進みましょう。
⑪ここまで来たら、14日を書くことができますね!これで、2月14日は水曜日だとわかりました。
どうでしたか。お気づきだと思いますが、
式がありません
ね。単純作業に落とし込むことで見事に(?!)抽象度の高い議論をかわしています。さらに、月末を明確に書くことで、30日までなのか、31日までなのか、確認しながら作業を進めやすいというメリットもあります。
カレンダーを全部書くのは大変ですが、この方法ならできると思いませんか?
作業を通して、1段下がるごとに7ずつ増えることや、月末の日数に応じて曜日がずれていく感覚が養われるという効果も期待できますよ。短い期間を調べるなら、計算より早くできる可能性もあります!!
練習して、下のような表をサラサラかけるようになるといいですね。
それではまたお会いしましょう。