6年生は、志望校の過去問に取り組み始める時期でしょうか。
国語の過去問に取り組む際の基本的な手順を整理しておきます。
チェックする項目は、まずは、
試験時間は何分か?
大問はいくつか?
読解問題の文章の種類はどうか?
読解問題の文章の分量はどれくらいか?
設問の数はどれくらいか?
設問の種類はどのようなものがあるか?
というところでしょうか。これは、過去問題集でも分析されていますね。
あとは、いきなり問題を解き始める前に、自分自身で問題の観察をしておくことをおすすめします。
そこで気付いたことを、メモ程度で良いので、書き出してみましょう。
たとえば、
言葉の知識の問題が出ている(難しい)、、とか、
記号選択の選択肢は4つ、とか、
一見して設問の意味がわかりにくいものがある、とか、
ぬきだしがたくさん出ている、とか、
最も適切なものを選ぶ問題と、適切でないものを選ぶ問題がまじっている、とか、
問題を意識的に観察することで、問題の分析能力が高まりますし、解答に際して注意すべき点もはっきりします。
また、取り組みにくい種類の問題があると感じた場合には、志望校対策として、その種の問題を解くトレーニングを始めましょう。同種の問題を大量に集中して解くことで、苦手意識は克服できます。苦手というのは、大体の場合、不慣れから生じるものです。手順を覚えて身につけることで解きやすくなることが期待できます。