国語は、なかなかテストの点数が上がらない科目だと言われています。
その原因はさまざま考えられます。
たとえば、塾のカリキュラムもその一因です。
大手の塾では、カリキュラムがまんべんなく割りつけられ、半年くらいを1サイクルとして、一つの項目を完結的に指導していく流れが通例です。理解が十分でない所があったとしても、数か月放置されたままで、さらに次に取り扱われるときには、より難しくなってしまうのです。
これでは、弱点は補強できません。一度つまずいた所がそのまま弱点として定着してしまうことになります。
塾に通い始めて数年たっても、成績が横ばいであったり、不調である場合は、足踏みしたまま進歩が止まってしまっている単元がある可能性が高いのです。
そうであるとすれば、どこで、なぜ、止まってしまったのかを発見し、てあてをしてあげることが、早急に必要となります。
苦手になるにはそれなりの原因があります。一度、苦手になってしまったことは、個別にその原因を見つけてあげて、対策を考えてあげなければ、お子さん自身で立て直すことは難しいのです。
実は、苦手科目や、不得意単元は、お子さん自身に原因があることはほとんどない、と私は感じています。
だからこそ、早く、手をうってあげたいと思っています。
「一番苦手な科目が国語、、、」 と言って体験授業を受けたお子さんが、数ヵ月後には、「国語のテストが一番点取れたよ!」といってくれることが、指導に携わる者として最大の喜びです。
さて、ということで、今日も、苦手解消のお手伝い、がんばります!