{(2009+2010+2011)+(2013+2014+2015)}÷2012
よーいっどん!さあ、隣の人と競争してみましょう。
この問題をみなさんは何分でできましたか?
これは2012年度の海城の問題です。 何分ではなく、何秒かもしれませんね。(そうであってほしいです。)
こういった問題は、ふと離れてみて気付くと簡単なのですが、意外とみな真面目に左から計算して、一個一個求めて、そして最後に2012で割って。。。。
なんてことをしてしまいます。
よーく見てください。この問題には平均の考えが隠れていますよ。
そうです、初めの3つは2010が平均、後ろの3つは2014が平均ですよね。
そうすると、
2010×3+2014×3=(2010+2014)×3となります。
そうすれば、4024×3÷2012となり、4024は2012の2倍ということがわかるので、
結局3×2=6 答え6
となります。 筆算など必要ありません。どう考えるかということだけで、こんなにも簡単にすっきり求められるのです。 なんでか、みんなまじめ子ちゃんなのか左から普通に工夫するより確実だ!なんて屁理屈を言ってやってしまいます。
それは、本当にもう卒業しましょう!してください。お願いだから。
計算を侮ってはいけません。しかし、もっとみんな楽をしましょう!そうすれば、時間もスピードアップし、正確性も増してくるのです。
こういったちょっとの工夫で簡単な計算になることは多いです。(浅野は例外で、割り切れない数字がでてきたりと苦戦する問題が必ず出てきます。なので、それに特化した対策も必要になりますが)
まずは、基本は工夫をして計算をするということを考えて計算問題に臨むようにしましょう。