みなさん、こんにちは。
算数科の佐々木です。
この時期、6年生の受験で5年生以下の生徒さんは、
塾がお休みになったりと何かと時間ができる頃です。
そんな時間を使ってしっかりと復習をしていきましょう。
では、何をまず復習するのか
① 10月、11月、12月に受けたテストの直し
それぞれのテストに正答率が載っていると思います。
偏差値別に直すべき正答率を分類しました。
ただ、それぞれの塾や状況によって異なるかもしれません。
なので、あくまでも、目安です。
■偏差値40~45の生徒さん
正答率70%以上で間違っている問題の直し
■偏差値45~50の生徒さん
正答率50%以上で間違っている問題の直し
■偏差値50~55の生徒さん
正答率40%以上で間違っている問題の直し
■偏差値55以上の生徒さん
正答率30%以上で間違っている問題の直し
偏差値60以上をお持ちの生徒さんは、一人一人の直す部分や
状況が違うと思いますので、それぞれまずは先生にご相談いただいた方がいいと
思います。
私が今まで持っていた生徒さんでの状況を踏まえての分類になっています。
具体的にはどのテストかと言うと、
【サピックス】
マンスリーテスト(10月、11月、12月)、1月の組み分けテスト
【日能研】
カリキュラムテスト、公開模試
【四谷大塚】
週例テスト、公開組分け
① で示したテスト直しの目的は、自分がどの分野が弱いのかということを知ることです。
ただ、まだ5年生、4年生ですと、実は特定の分野が苦手とかではなく、全体的にわかっていないということもよくあります。
なので、ざっと5年生、4年生でやったことの総復習をするということも大事です。
その時に、何をやるかと言いますと、
【サピックス】
・Daily Support9月から12月までのテキスト
・キソトレ9月から12月のビックリマークのみ
【日能研】
・本科テキスト9月から12月
・ベストチェック(市販のテキスト)の診断チェック1~70
【四谷大塚】
5年生ですと、
・予習シリーズ5年上、5年下(12月までの範囲)
4年生ですと、
・予習シリーズ4年上、4年下(12月までの範囲)
こちらの基本問題かまたは練習問題だけをやる
目的は、自分の苦手分野を知り、そこの根本原理をちゃんと理解するということです。
やり方や式を覚えることが大事なのではなく、応用になっても通じる根本原理を
見抜く力をつけるということが大事です。
また、更に、
苦手単元がわかっている生徒さんは、
それぞれの塾で使われているテキストでまずはもう一度復習をしましょう。
または、ほかにもチャレンジしたい生徒さんは、
5年生ですと
単元ごとの強化には、
『プラスワン』東京出版
『4科のまとめ』四谷大塚の6年生用テキスト
更に算数を深めたい生徒さんには、
『中学への算数』東京出版
などがあります。
それぞれ、学年ごと、生徒さんごとに、どのテキストが合っているか合ってないかは、状況にもよりますので、先生にご相談いただければと思います。
② いつ復習するのか
復習する時期ですが、1年を通していうと、
■6年生の受験期 1月25日~2月5日(くらいまで)
■春期講習
■ゴールデンウィーク
■夏期講習
(秋休みのある学校は11月末から12月)
■冬期講習
です。
だいたい5回あるとお考え下さい。
それを逆算して、何をすべきなのか、何を克服しておかないといけないのか
という目安をつくっておくといいでしょう。
何をしたらいいのかわからないという方は、いつでもご相談ください!