メニュー

投稿日:2018年03月20日

テーマ: 社会

魔法のノートテクニック~公民編~

皆さんこんにちは。
国語科・社会科の清水栄太です。

だんだんと春の陽気になってきましたね♪
寒いのが苦手な私にとって暖かいのはなによりです。

しかし、季節の変わり目…
体調を崩しやすいので、体調管理には気を配りましょうね!

さて、今回は魔法のノートテクニック~公民編~についてです!

「公民は地理・歴史に比べると取っつきにくい。」
「漢字がいっぱいで難しい…」
という声をよく耳にします。

「本当にきちんと授業を受けているのだろうか?」
とノートをみてみると…

「ノートは書いているけれど、写しているだけ」
「びっしり書いてはいるけど、何が重要だかわかっていない」
「赤字ばかりでどれが重要なのかわからない」

ということはありませんか?

歴史に比べて、興味の持てる人物や史料、図も著しく少ないので記憶に残りにくいのかもしれません。

しかし、裏を返せば公民は、多くのお子さんが苦戦する単元のため、ここで差をつけられれば偏差値アップも見込めますね。

実は、公民分野は、地理・歴史分野と比べて出題範囲が狭く、入試で問われる部分はとても限定的なのです。

そこで、今回は表面上の難しさに惑わされないための、魔法のノートテクニック~公民編~をご紹介します!

そもそも、ノートは家に帰ってから見返し復習するためのものです
あくまでも授業は先生の話をしっかりと聞くことがメインです。

以下のポイントをおさえて、効率的に学習を進めましょう!

① 巨大化の魔法

授業で先生が「繰り返し」している語句や、「大切!」など強調している場合、赤字を使ってその言葉を書きますね。

しかし、赤字ばかりで…ということのないように、
特に重要な言葉は赤文字でもいつもの字よりも大きめに書いてみましょう。

特に公民はやや難しい漢字が多く出題されますので、大きく書くことで漢字を注視し字を覚えることにもつながります。

これは黒(普通の)でもできます。

ほんの少し意識してメリハリをつけてみましょう!

大き過ぎには注意です(笑)

② よくばらない(魔法)

公民は、歴史のような「○○が○○と戦い、○○が勝った…」というような流れや因果関係があまりありません。

したがって語句の説明は多くなりがちです。

ですが、語句の説明はテキストを見ればしっかりと書かれていますので、細々としたものは書かず、授業をしている先生の言葉に耳を傾けましょう。

そして、先生の解説や説明を「まとめ」て書いてみましょう。

ここからはこの魔法のノートテクニックの中でも特に大切なポイントです。

③ 青いペンの魔法

授業の日、もしくは翌朝、復習もかねて①・②を実践したノートを広げます

そこで、「青ペン」(青でなくても良いですが、赤以外の色がよいです)の登場です!

公民は漢字の熟語が多くあり、区別が必要な語句もあります。

そんな語句に、青ペンで、語句の「言い換え」や「意味」などを→を引っ張って余白に書き込みましょう。

下の例を見てください。

公民 ノート1

このように、青ペンを足していくことで復習も可能になります。
分かりにくく感じるその語句も、青で加えるだけで大きく見違えますよね!

④ 絵の魔法!(テキストや資料集の図や挿絵を書き込む)

公民は言葉や語だけを見ていてもなかなかイメージが湧かないと思います。

まずは、テキストの図や挿絵を簡単に写してみましょう。
(凝りすぎないように注意!)

慣れてきたら下記のように、棒人間なんかを使って「人」に変えて書いてみると良いでしょう。

公民 ノート2

⑤ 緑の魔法

必ずと言っていいほど、毎週問題演習を行いますよね。

そこで、問題演習が終了したら、ノートを再び開き「間違えた語句のみ」に緑でチェックをしましょう。

公民 ノート3

こうしておくことで、何が弱点なのか一目瞭然ですね♪

問題演習で間違え直しをする際に「あー、なるほど!これは○○なのか。」ということも多々あると思います。

そんな時にも緑でノートに説明を付け加えると自分専用のオリジナルノートになりますね。

いかがでしたか?

いつもの学習に少し工夫するだけで「自分専用のノート」を手に入れられますね!

テスト前に復習を行うことでさらに定着度がアップしますね♪

魔法のノートテクニックを用いて社会を得点源にしてみましょう!
楽しく学習をすれば定着もスムーズにいきますよね!

魔法のノートテクニック~歴史編~も夏に予定しています。ぜひご活用ください。

それではまた、次回お会いしましょう!

偏差値20アップ指導法