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投稿日:2019年04月19日

テーマ: 社会

一目でわかる!難関校社会科の出題傾向

みなさんこんにちは!

国語・社会科の清水栄太です。

寒さが和らぎ、過ごしやすい日が続きますね!
寒さが苦手の私にとっては、嬉しい限りです。
4月は「始まりの季節」ですね。
新しいクラスや新学年にはそろそろ慣れてきましたか?

始まりといえば、これからの時期、学校説明会が開催されます。
みなさんはこれまでに、学校説明会には参加されましたでしょうか。
我が子の大切な進路を決める学校説明会。
実際に足を運んでみると新たな発見がありますね。

できるだけ多くの学校を見に行って…

と、いきたいところですが、実際に参加できる学校には限りがありますね。

特に6年生は親子揃って見学する機会は特に限られます。
出来る限り、受験する可能性の高い学校に絞って参加したいと思われる方も多いはず。
そういったことも踏まえて、「一目でわかる出題傾向分布表」とともに
今回は第一志望や併願校となりやすい主要難関校の出題傾向をお伝えしたいと思います。

まだ志望校が漠然としているという方は、ぜひご覧ください。

社会科なので大きな選定基準にならないかもしれませんが、
少しでもお役に立てれば幸いです。

さて、一口に「難関校」といっても、学校によってその問題の特徴は大きく異なります。
「記述形式での解答量」と「語句選択形式での解答量」、
「思考問題の量」と「知識問題の量」を基準に分けてみました。

社会 出題傾向1

まずは一覧表をご覧ください。

社会 出題形式2

「暗記が苦手だから記述が多くて良かった」
「記述が少なさそうで良かった…」
意外な発見があった方もいらっしゃったのではないでしょうか。
しかし、誤解のないようにここでご説明させていただきます。
記述が少ない=簡単というほど単純ではありません。
確かに記述が多い学校はお子様にとって「難しい」と感じることがあります。
記述は手間がかかるので、その分難しく感じるかもしれません

しかし、知識が多く出題される学校の中でも、出題量がかなり多く、高い定着度を要求している学校もあります。
他方、選択肢による正誤判別を中心に出題してくる学校も多くあります。

『「知識」や「語句」に寄るからといって簡単ではない』
ということを念頭においてご覧ください。
それでは、特筆すべき学校群について見ていきます!
下記の○をつけた3校は、記述での解答がメインです。
思考型の問題も多く、正答が一つにならない問題も多く出題されています。
説明する力社会的な背景を考える力が要求されます。

ただし、知識が全く必要でないわけではありません。

社会 出題形式3

下記の学校群は、偏差値の最上位校。
偏差値が70前後ともなると、記述問題が多いのかというと、実はそうでもありません
しかし、開成の「東京問題」にはじまるマニアック問題や、筑駒の正答をすべて選ぶ選択形式の問題は一筋縄ではいきません。

社会 出題形式4

そして、大学附属の人気校「早慶」。
語句や選択形式での出題が多いですが、マニアックな問題や解答に一手間、二手間かかる問題も見られます。

社会 出題形式5

そして、最後の学校群。
思考問題の中でも、図やグラフ、写真や表などを用いた出題が多い学校です。
解くための思考力はもちろんのこと、その土台となる知識のしっかりとした定着が求められる学校群です。
総合的な社会科の力が求められる学校ですので、早めの対策が必要と言えます。

社会 出題形式6

いかがでしたか。

一口に「難関校」といってもここまで大きな差があります。
すでに志望校が決まっているというご家庭は、この表を参考に学習にお役立てください。
今回は4つに分けましたが、分け方によって様々な分類ができます。
志望校の傾向に応じて、今のうちから少しずつ意識した学習ができると良いですね!
それではまた次回お会いしましょう!

 

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